エッセイ

雑記

座禅

2019-06-05 20:44:52 | 日記
知人に連れられ(半ば拉致)、初めて「座禅」なるものにいった。
最近、宗教に嵌っている奴だったので、(まさか、そのうち、オレのIQ148をフル活動して、サリンに匹敵するような生物化学兵器を造れ、とか言い出すんじゃねぇだろうな)と警戒はしていた。
それがまさか、寺に連れていかれるとは思わなかった。
(いきなり懺悔の時間か?)
と思いながら、促されるまま座った。
住職だかなんだかが出てきて説教を始めたものの、あいにく障碍者並の難聴で何をいっているのかわからず、そのうちいきなり座禅を組まされ、怖かった。
一瞬、新手のホモ専用のデリバリーヘルスかなにかとオレを勘違いしていて、オレを痛めつけて快感を得るつもりかと訝った。
そのうち、例により細い卒塔婆か軟い木刀みたいなボッコで叩かれ、一瞬ムカッときた。
思わず振り向き、ホモ爺ぃを見遣ると、爺ぃが一瞬怯んだのがわかった。
自慢じゃないが、オレの目つきの悪さは定評がある。
どういうわけか、予定の時間を大幅に残し、座禅は終わった。
帰りの車中、そのホモ爺ぃ(住職)が、その知人に、「世の中には、根っからの悪人がいる。説法も効かない、根っからのワルだ。あのちんぴら、もしかするとクスリでもやってるんじゃないのか?」
等々、住職にあるまじき暴言を吐いていたことを聞かされた。
…とうとう、住職にも見放されたか。
そう思うと、悲しくなった。

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