エッセイ

雑記

下着泥棒

2019-07-14 14:54:47 | 日記
早朝、部屋のピンポンが鳴った。
ちょうど、例により夕べ飲み過ぎて、便器を抱えて吐いているところだった。
時間が時間だっただけに、完全に「取り立て」だな、と思った。
「NHK」か、それとも「○◯組か?」
と思いながらドアを開けると、「桜田門」だった。
警察だ。
警察に借金はない。
何の話だ?
と思うより先に、相手がオレの顔を見て、引きつっていた。
便器で吐血したばかりだ。
「なんすか?」
と問うと、「近所で下着泥棒が出た。なんか知らねぇか」と来た。
思わず噴き出した。
まさか、オレに性犯罪の嫌疑がかかるとは…。
下着をパクっている暇があったら、レイプしている。

何より、口の周りが血だらけなだけに、そのまま連行された。
取調室で、容疑が「下着泥棒」だけに勢い余って「強姦」にまで犯行が及び、生理中のオンナのアソコをなめたのだと思ったらしい。

…アホか。



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