ぎふグッド・トイ委員会は、その活動として、
毎月定例会を開いて、会の運営についての話し合いや活動報告、会員相互の情報交換などを行っていますが、
年に1回、テーマを決めて勉強会を開催します。
今年は、グリーンウッドワーク体験。
グリーンウッドは「生木」のこと。
その生木を伝統的な手工具を使い(大型機械や電動工具は使いません)割ったり 削ったりしながら小物や家具をつくる ものづくりを「グリーンウッドワーク」 といいます
(NPO法人グリーンウッドワーク協会HPより https://www.greenwoodwork.jp/ )
わたしたちの身近にある木をそのまま何かにする=木のいのちをモノにうつしかえる作業の体験は
道具や知識がないとできないこと。
グリーンウッドワークは、生木を削るために作られた道具を使います。
NPO法人グリーンウッドワーク協会と、美濃市森林ボランティアクラブのご協力をいただき
勉強会を行いました。
10月20日土曜日、
美濃市にある古城山ふれあいの森に
美濃市森林ボランティアクラブの方2名と、われわれぎふトイメンバー11名、
合わせて13名が、ヘルメットをかぶり、山の中へと分け入ります。
草をかき分け、山の斜面を登り。
美濃市森林ボランティアクラブの方に、実践を交えた、伐木作業の説明をいただきます。
次に、これから自分が作りたいもの(今回は「色えんぴつ」)をイメージして、材選び。
納得いくまで樹を選び、伐木し、必要な材を作業をする場所まで自分で運搬をします。
伐採の感覚、木のかおり、木のおもみ…
そこから、削り馬を使い、銑(せん)で木を削っていきます。
ついさっきまで、大地とつながっていた木です。
生木を削る感触は、普段触れる乾燥している木とは大違い!!
さらに、選んだ木の種類によって、削りやすさや仕上がりが違ってきます。
グリーンウッドワークを初めて体験するメンバーも多く
ひとつひとつの作業を手道具のみで色えんぴつが出来上がっていく様子に、
参加者みんな、大喜び。
お気に入りの作品たちが、たくさん出来上がりました。
これまでのぎふ木育の学びで、樹についての知識はあったにせよ
実際に山の中で感じることは、知識だけでは到底得られないことが沢山!!
ぎふ木育で大切にしている「体験する」意味の大きさをからだで感じた
有意義な勉強会になりました。
今回の勉強会は、ぎふトイメンバーに、グリーンウッドワーク協会の会員がいたことで、実現が叶いました。
そして、一日、安全に実施が出来たのは、グリーンウッドワーク協会さま、美濃市森林ボランティアクラブのみなさまのおかげです。
感謝いたします。
ありがとうございました。
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