ぎふグッド・トイ委員会は、月に1度、定例会を行い、ぎふトイとしての事業の企画立案や実行に向けての話合いのほか、会員相互の情報交換や交流の画を設けています。
2018年、新年あけて、初めての定例会が
「グッド・トイ カフェ」の開催でした。
グッド・トイカフェとは、その年に選ばれたグッド・トイを東京の本部よりお借りして、学ぶ・遊ぶの会。
やり方は、開催地それぞれですが
ぎふトイでは、なかなか書面だけではわかりにくい
”グッドトイの選考について”と”実際に選ばれたグッドトイを手にして遊ぶ”という内容の企画でした。
2017年に選ばれたおもちゃは全部で40点。テーブルに並べるだけでも、大騒動!
このグッドトイカフェ、現在トイコン取得中の会員さんが、「グッド・トイのことを知りたい」という気持ちからスタートした企画でした。
まずは、そもそもグッド・トイとは何か、どうやって選ばれるのか、選考運営委員をしている会員の説明を聞きます。
全国のトイコンたち、メーカーさんたちが推薦するおもちゃを検討していること、
選考過程で、そのおもちゃの持つ、良い所=おもちゃが活きる遊びの場について、丁寧に、そして真剣に考えることが大事にされていること、
3つの方向性と6つのポイントを選考の柱として、でも6つのすべてが当てはまらなければならないものではないこと、など
普段は冊子などで見ていることも、実際に話を聞きながら、するどい質問を交えながら、学んでいきました。
(グッドトイ2017や、3つの方向性・6つのポイントについてはこちらを参照に…http://goodtoy.jp/about/)
「その6つのポイントが重要なのだとしたら、そのポイントごと、おもちゃを選んで投票しよう」
会員のひとりからの提案です。
遊びたくてうずうずしていためんめん、おもちゃに駆け寄り、遊びます。
ただ「投票」というミッションがあるので、そこはどこか冷静に吟味をする様相を呈しています。
それぞれが、ポイントごとに選んだおもちゃをホワイトボードに貼り付けて集計。
ばらばらのようで、同じものがでているようで…
この中の一番投票数の多いおもちゃが、グッドトイ大賞と同じ位置づけになるだろう、ということでカウントして発表した所で午前の部が終了。
ランチタイムのあとは、「グッドトイを遊びつくす」時間。
午前中に気になっていたおもちゃを手にしたり、それぞれの遊びのアイディアに膝を打ったり、おもちゃについて話が盛り上がったりしていましたが。
「さっき大賞に選ばれたおもちゃ、どこがいいか説明して!」という会長からの提言です。
選んだ時には納得していたおもちゃでした。
でも、みんな、それがいいおもちゃだと思っていても、言葉にするのがなかなか難しい。
「じゃあ、ひとりひとりが、自分のベスト・トイを選んで、語ろう」ということに。
自分のベスト、お気に入りを探し始めるまなざしは、とても真剣。
「うちの子ども達が喜びそうだから…」「保育園で遊ぶシーンを思い浮かべて…」など、選ぶおもちゃも、その理由も十人十色。
お互いの”好き”を認め合いながら、グッド・トイ、ベスト・トイを選ぶ難しさを体験した、グッドトイ・カフェになりました。
「グッド・トイの、ベストを選ぶのでなく、良さを見つけるって視点がいい」「いろんな見方、気づきがあって面白かった」
と、参加した会員からコメントのあった、充実した一日となりました。
さあ、次のぎふトイの大きなイベントは
3月25日、各務原市で開催する「おもちゃまつり2018」です。
ぎふグッドトイの会員がそれぞれの得意を持ち寄って行う、あそびのおまつり、
是非いらしてください!
お待ちしております!!!
「赤ちゃん木育寺子屋」「木育ひろば」「おもちゃの広場」や
ぎふの木のおもちゃを使ったイベントやワークショップ、講習会などの
支援やサポートを承っております。
お問い合わせ、ご入会希望の方はこちらまでお気軽にご連絡ください
gifugoodtoy@outlook.jp