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子供の頃は節分には、「鬼は外~福は内ぃ~」って掛け声が
夕闇に必ず聞こえたものでした。
だいたい男が家の内外で豆撒きをしてたな。
子供の頃家には、兄も父も居なかったので
豆撒きはオイラの仕事でした。
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豆撒きが終わると
年の数だけマメを食べることになっていて
一桁しかマメが食べられなかった。
で
早くもっと沢山マメを食べられるようになりたいなぁ~と
切実に思ったものでした。
だって僅か数個のマメなんか食べたって
何処へ入ったのか?判らないような有様で。
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家中にマメを撒くからこっそりと
あちこちに散らばってるマメを拾っては食べていました。
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一昨日は節分会だったのに
マメを撒くことを忘れていました。
昨日になって慌ててマメを買いに走り
久しぶりでマメを食べました。
昔は一ケタ台のマメが・・・
今ではう~んと食べなきゃならなくなっていて
このマメの数の差だけ時代が過ぎ去ったのだなぁと
妙に感傷的になってしまいました。
20個のマメが食べられた時代
30個のマメが食べられた・・・
40個のマメが食べ・・・
50個のマメが・・・
60個のマメ・・・
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一体幾つのマメを食べるまで生きてるんだろうか。
豆まきなんてずーっと忘れていました。
思い出すと小学校のころ、50年以上まえの話ですね。
確かその頃はやりました。
今となってはどこに鬼がいるのか、外か内かさえわかりません。
ということでとにかくそのへんに豆をまいておきましょうかね。
でも、ふと思い出したら子供の頃って撒いたマメを拾って食べるのが、当り前に美味しかったんだよ。
あの頃の思い出・・・大事にしたいですね!
そんなことが、結構世の中に転がってるような気がしたもので。