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間抜けな話で、何週間か前に尻栓を無くして修理した竿。
前回釣ってる最中に尻栓代わりの10円玉が落っこちて
竿がぞろぞろと、後から出てきたよ、連隊組んでね。
尻栓のない竿はベストのポケットに差し込んで
別の竿に取り替えて釣は続けていました。
釣り終わってベストから竿を出してホイっと車内の定位置に。
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さて、数日後。
こないだの竿を治さなきゃ。とりあえずまた、10円玉貼って。
・・・どれどれ?
ありゃ~
竿の外側から二本はあるものの、中身の殆どがないぞ?!
何度も車の中を探したが、1番~8番くらいまでの
継ぎ竿がな~い。
暫く、黙って考えた。
これわ・・・
多分、予備竿で釣ってる間にベストから滑り落ちたに違いない!!
この竿は、もう型番オチの製品で、釣具屋さんで半値の八掛け二割引きで
売ってもらったんだ。製造停止になって数年、部品も皆無。
折れたり、なくしたりすれば、全体がお釈迦になる竿だ。
でも、とっても軽くて、5mちょいの竿だが、100g以下の重さだ。
こんなに楽な竿は無いので、オイラは大事にしている。
オ~シ!!探しに行くぞ。
で、この忙しいのに再びこないだ行った渓を目指す。
魚釣りが目的ではないので、ゆっくり行こう。
現地には午前10時7分着だった。
しかし、単に竿探しをやるよりは、釣ながら渓を歩いた方が
竿が落ちてる場所に近いところを歩くことになるに違いないと考えた。
で、一応釣が出来る支度(つまり、餌箱を首からブラ下げ、ベストを着込み、腰にはビクを巻いて、オマケにヘルメットもかぶったぞ)をして、川を歩くことにした。
この日は前日に引き続いて暖かくて、歩いていても気持ち良い。
雨が無く、水量は少なめだが、仕掛けを振り込むとアマゴが走り警戒しているのが良く判る。
ちょっと、大きな淵を横目で見ると、何尾かのアマゴが定位しているのがチラリと見えた。
その上流に警戒しないようにそっと仕掛けを放り込んで自然に餌を流したが、
水中では数尾のアマゴが右往左往して、異物に気付き警戒している。
こうなると、まず釣れないとしたものだ。
いつのまにか数尾のアマゴは岩陰に姿を消していた。
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そこを過ぎ、大きな岩を水際を伝ってよけながら上流を目指す。
いかにも美味しそうな淵からの流れ出しがある。
と、とっと・・・
水中に赤と銀色が目に入った。
おお!オイラの竿の落し物ぢゃないか?!
手が、手が震えましたな。
丁度、手首よりちょっと深いところに竿の頭が沈んでいます。
そいつを掴んで、思わずチュッとね。
良かったぁ~今日の目的は達したよぉ。
さ、引き返そう!と一瞬思いましたが、どうも今日は魚の活性が
今までに無く高い。これをほったらかして帰るのは釣師としてはどうなんだ!
で、やっぱりこれからはまともに釣始めてしまったのであります。
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竿が見つかるとお腹が減ってきた。
そうや、ここは美味しいうどん屋が近いぢゃないか。
ということで、ウドンを食べます。
”田舎でくらそうよ”って名前のお店のウドンは、腰が十分でうまいっ!
オイラは「冷たいぶっかけ」に竹輪の揚げ物のトッピング。
これ食べて、楊枝でシーシーしてから、お茶をぐい飲みして、さぁ午後の釣ぢゃぁ!
午後は場所変えてと。
凹んだ場所に車停めて、魚の様子を見ながら遊びました。
もう暖かいから、お魚の反応は激しく、喰い渋りなんてことは無いのですが
なんせ、型が小さくていかん。
釣り友達が自慢しているような尺やら8寸なんて
程遠くて、写真でお見せできるような子は居ません。
まるで、お帰り願うような連中ばかりが、盛んに食いついてくるのには閉口。
さ、うどんは食べたのだし、竿もあったから大成功!
そろそろ帰んないと、夜の飲み会に間に合わないぞっ!
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少しは写真に残せるような奴を釣に行きたいなぁ~と
思うギンジロでありました。
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