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真面目に山登りをするのは、もう何年ぶりだろ?
山ってシンドイばかりで、
てっぺんから見る景色以外に何も無いから厭だと思ってた。
それに比べれば渓流で岩をよじ登るのは辛いが魚釣りの楽しみがある。
だもので、少なくともこの8年は登山はしたいと思わなかった。
しかし、若い友人達(しかも釣り仲間)から誘われれば、別の話。
膝が痛いので、まぁ歩いてみてダメなら、登山口で写真でも撮ってよう。
今日は、山頂へ着いたら例の野点をしたいと思い
前日にヨモギ大福を買い込んだ。
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いつも魚釣りに行くポイントを過ぎて、登山口に至った。
天気はこれまで体験したことが無いほどの快晴。
クルマを降りたら、8℃ほどしかない。
カッパをリュックに詰め込んで歩き始めた。
膝は少し痛むが、ボチボチ歩くことは出来た。
紅葉は部分的で、本格の赤さは来週だろう。
オイラは年寄りだから、後ろから付いて行く。
若者は元気が良い。
軽口を叩きながらテンポ良く歩む。
流石、渓流釣で鍛えた足腰をしてる。
M君なんか、野点用の水が入ったポリタンクを持って走る、走る。
こんな気分の良い道
山道には、仏を刻んだ石碑が、あちこちに立ってる。
安全を祈願するものだろう。
ほっこりした陽だまりが有難い。
途中でいきなり展望が開けて、西には三嶺、塔の丸が手に取るように近い。
北西の山には月が掛かってるぞ!!
北には瀬戸内海が広がっているような気もするほど、視界をさえぎるものが無い。
M君の胸の盛り上がりに着目だ!
普段のトレーニングの厳しさを物語ってる。
渓流でもそうだが、鍛錬を積んだ人の立ち姿はとても美しい。
体を支える筋肉が十分に美しく見せるのだろうか。
岩を掴み、木の幹を片腕で支えるたびに鍛えられている感じだ。
M君は汗も殆どかかずに頂上付近に達したようである。
流石に丸笹山と呼ばれるだけあって、一面の熊笹だ。
てっぺんだ!
すぐ向うに剣山と次郎笈(ジロウギュウ)が微笑む。
神妙な顔つきでマッチャをたてるSさん。
これが結構美味しかったのだ。
ヨモギ大福に噛み付いてから、ずず~っとすすると・・・
納得の味。
M君・・・正座してマッチャを呑むという。
エライ人もいたものだ。
暫く、景色に見とれてから、
帰路は別のルートを通り貞光川の源流を確認しながら下山した。
帰りのルートの方が紅葉が認められた。
秋色のコル
ゼータクな黄色
貞光川の源頭に向かう急斜面
別の源頭
会心の笑みを浮かべるSさん
兎に角、歩いていて気持ちが良いのである。
豪華なブナ
まぎれもないナメコ
得体の知れぬキノコ・・・
とても歩き良い山道
落ち葉のカーペットは脚にヤサシクて
痛い膝も大いに楽をさせてもらった。
また、別のキノコ・・・毒なのかなぁ。
蔦も枯れ株にしがみついている。
帰り着いての記念撮影・・・その1
・・・その2
いやぁ~楽しかったぁ。
秋の山歩きがこんなに楽しいとは思わなかった。
この山へ上がるのはこれで3度目なんだけど
これまでで、一番楽だった。
あっというまに頂上についてしまったのだから。
なんだか、病み付きになりそうな危険があるな。
帰りには、あちこちの渓のポイントにアマゴが泳ぐ姿を
確認しながら、寄り道だらけでした。
写真も一杯撮ったのだが、ブログには載せ切れません。
御免なさい m(_ _)m!!
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Olympus EPL1s+Panasonic 14mm~45mm
不思議なことがあるもので、登山を終えて帰宅して風呂に入って
ごっくんして一晩経ったら、膝の痛みがウソのように消えていた!
こりゃぁ~単なる運動不足だったのか・・・
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