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夕日の写真を撮りたいっ!というのが眼目でしたね。
オイラも嫌いぢゃ無いから楽しみにして出掛けました。
というのも数年前のこと、屋島のてっぺんでコンサートがあるとオッカサンが騒いで
大慌てで駆けつけたことがあったんです。
そのときも二人ほどカメラマンがいて
今日は空が赤くならないだの、風がツオ過ぎるだの騒いでましたっけ。
オイラもちっちゃいカメラ持ってたんで何枚か撮りましたが・・・
どうにもならない写真しか撮れませんでしたので
もいっぺん来て見たいなと思ってました。
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到着してみると・・・友人は
すでに三脚を立てており、腕組みしてるさまは
新人ならぬ風格があったものです。
まだ太陽は西の空に高くてとても写真にはならない風情でしたので
しばらく、馬鹿話をするうちに冬の陽はつるべ落としのように西山に沈み
辺り一面残照の世界に突入。
こうなると大慌てでシャッターを切ります。
帰りを急ぐ車のライトが流れる向こうに、山々が静かにたたずむさまは
とても美しい。
高松市の中心部は海に隣接してるので
海にも「港町ブルース」にふさわしい灯がともります。
昔はこれらの桟橋から「宇高連絡船」が発着して本州と四国とを結んでいた。
そして高松に着いた連絡船からは多くの乗客が高松発の列車に乗り込んで松山、徳島、高知へ向かって
再び列車の人となるのでした。
今は瀬戸大橋や淡路-鳴門大橋が出来たので高松は単なる田舎町となってしまいました。
支店経済で賑わったこの町も・・・大きな橋が完成したことで・・・
大阪や広島に支店を置けば四国の多くのエリアは直接コントロールできるようになり
かつての支店は大多数が本州側の都市に集約され繁華街の灯も暗くなりました。
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それでもこの町の日々の暮らしを支えるために
漁船の明かりが瀬戸内海から消えることはありません。
遠くに瀬戸大橋を望みながら漁が続いており
ここにもまた「黄金の海」があるのです。
やがて陽は山の端に沈み
辺りが宵闇に溶け込めば
海はいよいよ美しく
島の明かりや船の灯が目だってくるのでありました。
こんな風景を眺めておりますと
写真を撮るのも気持ちが良いな!と
思う瞬間がありますね。
この項はおちまいです。
小学生の頃、母や妹と宇高連絡船経由で
大阪へ行っていた頃が懐かしい。。。
でも・・・納得行く画像はなかなか得られません。
フィルムも幾つか撮ったんですが、スキャンしますとイマイチな写真ばかりです。
もっと修行しないといけません。