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50年前は皆十代の終わりから二十歳代。
半世紀前には長野県の各地に学生村と銘打って
農家が格安で宿を提供していた。
いわば、民宿の始まりだったのではないだろうか?
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一応は都会の喧騒を離れて静かな農村で学問にいそしもう!
これが生活の基本。
今の方々はご存知ないだろうが「チッキ」といって行き先までの
JR切符を買えば、大きな持ち物なんかは最寄のJR駅から
行き先の駅まで荷物を無料で配達してくれると言う誠に合理的なシステムがあった。
ダンボールに二箱の書籍を送った。
滞在期間は大体2週間から一ヶ月。
同じ宿に泊まった連中は出身地も学問分野もバラバラでしたが・・・
兎に角、学生運動の最盛期とあって毎晩、それぞれの専門とは離れて
若者同士が談論風発、政治的な話から文学の話などを夜遅くまで
語り合ったものでした。
そんな話にはまったく無縁だったオイラにとっては
誠に刺激的な時間であり、その後の人生にとって一つのターニング・ポイントとなりました。
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夢を語り合ってから50年・・・
みなそれぞれの道を歩み、いい年になってしまった。
小学校の先生になった者、弁護士になった者、設備設計を業とする社長さん。
若くして脳梗塞を患いリハビリ中の仲間、それに今でもヤンチャ爺を続けるオイラ。
もう当時のような話は殆ど出ませんが、何も言わなくても昔の雰囲気がジワ~と漂いました。
オイラは例によって試運転中だからアルコールはかなり控えめに頂きました。
弁護士先生の行き着けのスナックで二次会。
来年は学生村が開かれていた信州での再会を約してお開きに。
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心斎橋のホテルに転がり込んだのが11時半。
バタンと寝込んで翌朝は本町通り~御堂筋~曽根崎まで
昔馴染んだ町をゆっくりと散歩してから
わが町行きのバスに乗りました。
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ああ、五十年かぁ~。
来月は55年前の仲間達との集いが花のお江戸で開催されますんで
上京です。
50年生きてた、55年が過ぎたって話より
今なにやってんだよ?
それって面白れぇのかよ?
ほほ~オイラもやってみようかな?
みたいなお話が出来ることが大切だと思っております。
ハイ・
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