ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

春の渓

2013年04月07日 10時06分38秒 | 渓流釣り

 

いつでも釣りに行く前の晩は良く眠れません。

待ち合わせに遅刻したらどうしょう・・・初めての渓はどんな様子だろうか・・・興奮が続きます。

ゆっくり目の待ち合わせ時間なのに暗いうちに家を出ました。

面白い写真が撮れましたねぇ~。

こういうのって最高!

高速は段々と夜明けになります。

サイドミラーに夜明けが写りこみます。この時間帯が一番美しい。

今日のパートナーはNさん。

オイラより二周り近くお若い釣師です。

楽しみだなぁ~。

やがて周囲がはっきり見えるようになってきて

桜街道という雰囲気です。

松山ICに近いコンビニで待ち合わせてNさんの車に乗せてもらいました。

国道をひた走り・・・

目的の渓への道へ折れ込みました。

オイラにはまったく訳の判らない道を左折・右折するうちにドンドン高度を稼いでいます。

むこうの山の稜線が見える峠の近くでは八重桜が満開です。

綺麗な草が生えた小道を渓沿いに奥へ進みます。

やがて車止めに至ります。

ここで釣り支度です。

ここからは徒歩で渓に下ります。

楽々と釣り場に降りられました。

川幅は広くありませんがポイントは沢山ある渓でした。

小型ではありますが魚影は豊かです。

お爺にも楽に遡行できる渓なので疲れがありません。

Nさんの得意なフィールドとみえ、かなり上手い釣り技を披露してくれます。

オイラの仕掛けはチョイと長すぎたようなきがしてなりません。

少し短くしようかな?と思いながらそのまま進みました。

Nさん、こういう場所の竿捌きが上手です!!

オイラはしょっちゅう仕掛けを取られて、一回休み!みたいなことをしてました。

セオリー通りに姿勢を低くしてアプローチするNさん。

良く釣ってましたね。

水量が少なめなので上流への遡行は楽ですが

水の多いときは結構ヤバイかもしれません。

12時過ぎになったので昼ごはんです。

最近家の側に出来たセブン・イレブンのお握りが旨いというので。

お茶と共に心地よい昼ごはんです。

さて・・・

食後は堰堤を軽く越えて平瀬に出ます。

しばらく釣り上がりましたが大岩に阻まれてギブアップ。

まぁ、無理はしないほうがいいでしょう。

そこから撤退しますが林道がしっかりついていて楽に帰還できました。

ミツマタの花が「良かったかい?」と問いかけます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

やや不完全燃焼気味なもんですから二本目の支流を目指しました。

しかし、ここは少し釣りあがると右手の方からチェーンソーの音。

なにやら森林の伐採をやってますが目を凝らすと・・・

上流へ切った杉の枝をいっぱい放り込んでる様子。

すっかりテンションが下がってしまい・・・これにて納竿!!

なんたらいう土建屋らしい重機がキュラキュラ言ってましたが

誠にけしからん話であります。

川をもっと大切にして欲しいものです。

少し上流の様子を見るために車を走らせてから帰路につきました。

ところが・・・

そこで感動モノの薪に出会いました。

こんなんです。

部分の写真は・・・

芸術的なストックです。

おそらく日常の燃料として使われているのでしょうが。

こんなに見事に積み上げられた薪は見たことがありませんでした。

これを見ることが出来ただけでここへ来た値打ちがあろうというものです。

ここは山奥

田舎です。

でも、都会では見られない美しいものに出会うことが出来るんです。

今日の散策ルートです。

Nさん、楽しい釣りを計画してくれてありがとうございました。

また、よろしくお願いします。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
心癒されます (ナル)
2013-04-07 20:29:59
うちの実家はいまだにゴエモン風呂。
当然に、薪のお世話になっていて、同じような光景です。
薪で沸かしたお湯は、とても柔らかです。また、湯冷めしません。
一番の楽しみは、真冬でも窓を開けて、湯につかりながら満天の星を眺めることです。
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良い生活ですね! (ginjiro)
2013-04-07 20:44:29
ナルさんって・・・!!

良いことを知ってるんですね。

薪で炊いたお風呂に浸かって満天の星・・・

風呂から上がってキュインっと酒を喉に流し込む。

前野将右衛門みたいな、朴訥な友達と。

人生これに勝るものなしみたいな生活。

木曽川の煌きに沿った人生を歩まれているのでしょうか?

いやぁね。読んでるんですよ。

「男の一生」:ナルさんに薦められてね。

良い男ですね、彼は。

有難うございました。
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有難うございます (ナル)
2013-04-08 12:18:12
男の一生、読んで頂いて嬉しく思います。

お時間できましたら、女の一生も良いかもしれません。


こちらの河川では鮎が遡上を始めています。
あと少しすれば、木曽川で鮎釣りがスタートします。
犬山、扶桑、江南、川島~
特に夜に川に入って、ライトアップされた犬山城を見るのは最高です。
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うわぁ~ (ginjiro)
2013-04-08 23:14:16
木曽川って新幹線でしか標識を見ませんが由緒ある川なのだということを小説を読んで理解しつつあります。

川というもの、それに馴染んで生きてきた人にとっては故郷そのものなんですね。

オイラはそういう経験が無いものですから、イマイチ、ぴんと来ないんですけれど。

同じように渓流釣りをしてもバックボーンの違いを痛感します。
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