ふとしたこと

日々に気づいたことを書きます

お盆も終わった。

2015年08月20日 18時10分28秒 | 

 

初めて大文字の火を見たのは4歳の夏だった。

二回目に見たのは57歳の夏である。

三度目に見た時に66歳になっていた。

いずれのときも感激したものでした。

4歳で感激するかよ?と思われるかもしれないけれど

4つでも結構色んな思出はぎっしりと記憶に残ってるし

ひょっとしたら、自分の記憶の中でも最も密度が高いのは

実は4歳の時のものなのである。

2度目の時も、3度目の時も良い思い出が伴っている。

果たして今年見に行ってたら

良い思い出となったか判らない。

夏と言えば、こないだふと

町を歩いてるときに”トリモチ”の匂いがした。

”トリモチ”なんて言っても知ってる人は少なくなっただろな。

その香りから思い出すことは一杯あった。

子供の頃の記憶というものは誠に鮮烈なものだ。

もはや、そんな記憶は何処を探しても手に入らないんだね。

今年の夏

2015年の夏

二度と戻らない夏が過ぎていく。

 


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2 コメント

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とりもち (ナル)
2015-08-20 20:12:47
言葉を聞いただけで、すぐに思い出してしまいました。
大昔、父がメジロを捕獲していましたが、とりもちは禁止になり、見かけることもなくなっています。霞網もですね。
昔は銀行にウグイスが飼われていた思い出もありますが、いまでは禁止ですね。

何と言いますか、熱中症に対する考え方と似たような感じがします。

ある程度の自由と自己責任があるから、世の中面白いのではないかと思う今日この頃です。
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トリモチ! (ginjiro)
2015-08-20 21:24:08
私の時代には、トリモチで鳥を取る人はめっきり減っていましてね。

どちらかと言えば、セミを取るときのはかない道具化してましたね。

でも、明らかにゴム系の匂いがして・・・なんだか罪悪感のようなものを拭い去れない時代でした。

ああいう、戦後の一過性のモノ共の思い出って・・・時間の波間に吸い込まれて消えてくんでしょうね。

確かに、オイラみたいな戦後のガキ共にとっての思い出なんか、無いほうがマシみたいなもんかも。

でも、間違いなくオイラの性格形成上の部品であり続けているんですね。

戦後70年も経てば、オイラの体を構成した部品も劣化する訳で、間もなく泡沫のごとく消えていく。

そういうあり方が歴史というか、地球のあり方そのものなんですね。

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