3月1日
慶應讃歌グランドコンサート
@サントリーホール
特別出演されていた左手のピアニスト
舘野 泉さん
2002年 脳出血の為右半身不随となりましたが、2004年 「左手のピアニスト」として復帰
池辺晋一郎「ピアノ協奏曲第3番 西風に寄せて~左手のために」
左手だけで、これだけダイナミックに そして色彩豊かに表現できるなんて
アンコール「カッチーニのアヴェマリア」はもう美しすぎて
一音一音 大切に 想いを込めて 優しく温かく会場全体を包み込んで
この演奏を聴いて私が好きな指揮者 チョンミョンフンさんの言葉を思い出しましたチョンミョンフンさんは、チャイコフスキーピアノコンクール2位に輝いたピアニストでした 今もピアノはときどき弾いておられます。
「音はどこからやってくるのではありません。音は楽器からでなく、演奏家の中から発されるのです。誰もが美しい音を持ち、プロはそれを練習した人です。人がある音楽を好きになるのは、自分の中にある音と共通点を見いだすからです。演奏とはそれぞれの中にある音を引き出すことだと思っています。小さな音で演奏する時に、全てを縮小させる間違えをおかす人がいます。一番大切なのは、演奏家がそっと音を引き出す時 まさにその瞬間です。
音は、現れた瞬間から美しくなくてはいけません。群衆は演奏家の内なる音に耳をかたむけるのです」
この日の舘野泉さんの演奏は その言葉そのままだったと思います
慶應讃歌グランドコンサート
@サントリーホール
特別出演されていた左手のピアニスト
舘野 泉さん
2002年 脳出血の為右半身不随となりましたが、2004年 「左手のピアニスト」として復帰
池辺晋一郎「ピアノ協奏曲第3番 西風に寄せて~左手のために」
左手だけで、これだけダイナミックに そして色彩豊かに表現できるなんて
アンコール「カッチーニのアヴェマリア」はもう美しすぎて
一音一音 大切に 想いを込めて 優しく温かく会場全体を包み込んで
この演奏を聴いて私が好きな指揮者 チョンミョンフンさんの言葉を思い出しましたチョンミョンフンさんは、チャイコフスキーピアノコンクール2位に輝いたピアニストでした 今もピアノはときどき弾いておられます。
「音はどこからやってくるのではありません。音は楽器からでなく、演奏家の中から発されるのです。誰もが美しい音を持ち、プロはそれを練習した人です。人がある音楽を好きになるのは、自分の中にある音と共通点を見いだすからです。演奏とはそれぞれの中にある音を引き出すことだと思っています。小さな音で演奏する時に、全てを縮小させる間違えをおかす人がいます。一番大切なのは、演奏家がそっと音を引き出す時 まさにその瞬間です。
音は、現れた瞬間から美しくなくてはいけません。群衆は演奏家の内なる音に耳をかたむけるのです」
この日の舘野泉さんの演奏は その言葉そのままだったと思います