公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

代ゼミの縮小の話から

2014-09-01 | 現在の教室運営
新聞記事などで見ると、代ゼミでは10年ほど前から受講生の減少傾向が始まっていたようなのですが、少子化の一方で、大学進学率は高まっているのになんでかな、と思っていたら。

要するに、大学の間口が広くなったので、選り好みをしなければどこかの大学には入れるため、
浪人してまで大学進学を目指す層が激減した、ということらしい。
一方、河合塾の方は、国公立有名私立など、偏差値の高いところを目指す層をターゲットにしていて
そちらの方はご安泰のようです。

ということは。

うちの生徒募集方針をもっと明確に
「優秀児を育てる」という方向へ伸ばしていかなければならない、ということです。
学力の底上げ、などと、
学校の授業についていけないということのないように、というのではなく
トップクラスの子に仕立てるために、幼少期から鍛えるのだということを
はっきりとアピールしていく必要がある、ということになります。
例えば、六年生卒業時に最低でも中一相当のレベルが終わっていない生徒は
中学での継続学習は断るぐらいの覚悟で。
まあもともと、中学生入会はお断りの教室ですから
現在でも似たようなものですが、今後は広告などでも、より鮮明に
「できる子育て」をうたっていく必要性を痛感しました。

そういえば今年20歳になっている男の子たち7人がいたのですが
この年代は一名を除きあと六名が第一志望高校へ合格し
高校卒業後仲良く河合塾で一浪し、
第二志望の私立へ行った生徒も含めて全員が国公立大学へ進学したのでした。しょうがくせいのうちから
うち二人は地元の東北大へ進み、そのうちの一人が現在バイトに来ている・・・・・・

教育ママ、大いに結構、
自学自習習慣は小学生のうちから、ってね。

よし、秋のチラシからはこの方針でいこうっと。




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