朱禪-brog

自己観照や心象風景、読書の感想
を書いてます。たまに映画も。

2022-08-24 10:17:21 | 随筆

空(くう)、空間

自分の心を容器とすると
そこには、なにが入っているの
でしょう。

選択、問題、やること
支払い、日常生活の段取り
正と負が交錯した情動

心は分析や判断をしたがり
ます。

もし、これらの分析や判断、予想
想定で、その容器がいっぱいに
なっていればどうなるでしょう。

容器は空っぽでなければ
その用途とは、なりえないのでは
ないでしょうか?

意識的な無意識と言うと
瞑想というものが思いおこされます。

無意識を潜在意識といっても
いいかもしれません。

瞑想というと、難しく考えるかも
しれませんが
私たちは、知らず知らずに
瞑想しています。

頭に考えが浮かばない状態で
体や手足を使う。
たとえば
散歩、皿洗い、お風呂で湯につかる
体を洗う……

散歩中に、新たな視点や考えを
感じたことはないでしょうか。

瞑想のやり方は
様々な方法があるでしょう。
(巷にメソッドはたくさんありますね)

前の記事で「過程」について
書きました。

心を空っぽにする、あるがままの
状態をみるも「過程」のうちに
入るかと思います。

あるがままは、おだやかで
執心やジャッジ、断絶がない状態では
ないでしょうか。

感情を押し殺すわけではなく
その感情が、仮に執心であったと
しても、その感情に気づく。

気づいたことで、私たちは
「過程」を歩んでいるのでは
ないでしょうか。