gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

上司が大事

2013-07-18 22:37:21 | 無題
昨日の記事を読み返していた。


一番今の会社で問題なのは、

一番、今の会社で問題だと思わされるのは、前職の会社があるからで。


一番、今の会社で問題なのは、

ジャンジャカジャンジャカいろんな仕事を次々に任せてもらえなそうな点だ。

1つの仕事を任せられたら、

それでしばらくはやっていかなきゃいけない感じだし、

それが結構できるようにならなければ、

新しい仕事にもありつけそうにないわけだ。


つまり職歴書とか、ポートフォリオに、

こんなことをやってきました、あんなことも経験があります、

これらを経験して

こんなことを得ましたと

載せたり、話せたりできそうにないのだ。


うまくまとめれば、1行にできそうな、

うまくしなくったって、1行に収まる業務内容を長期間やることになりそうなのだ。

むしろ、どうやって小さな話を、魅力的な話=経験談として語れるか、

頭を悩ますほどになるのではないかというほどに、

言葉にしてしまえば簡単な仕事が、

毎日たくさんあるといった感じだ。



これを不満や不安、不服に思うのは、

前職の会社がそうではなかったからだ。

たった1年の経験が、他社で経験するなら3年以上かかるようなことを、

目まぐるしく任せてもらえたのだ。

おかげでポートフォリオは充実。

面接で話を聞いたエージェントや心のいい面接者の方達は、

これを1年で?と聞き返すほどだ。



人は、任せられるとできるものだ。

まだ経験が足りないからとか、新人だからとか、

どんな知識、経験の持ち主だから分からないからとか、

まだ信用に足る人間かわからないからとか、

いろんな理由をつけて、

仕事を振らない、まだ任せないというのがあるけれど、

それは間違いだ。


いきなり任せられて、

任せなくても、意見を真に頼るように求めてみると、

案外ちゃんとできるものだ。

だって目の前で、

どう思いますか?意見が必要ですと、

どんどん言ってほしいですと言われれば、

頭をひねるし、

任せられたとなれば、責任感から、

当事者意識がより強くなる。

これは、自分の案件なんだと。



だけど多くの会社は違う。

もう会社としてやっており知識やノウハウは構築されており、

先に入社した先輩たちの方が知識も経験も豊富だからと、

目下のものの意見など聞こうともしない。

そうしてすでに構築された枠組みの中で、

同じような手順、やりかた、同じような考え方、同じ知識を押し付ける。

まずは目下のものは、

自分たちが構築したものを吸収して、

つきしたがえよと。


そしてそれができるようになり、制覇してから、

意見をいえよというのがある。


大変重要なことを経験するまで、

意見を真に聞かれるまでの道のりが、

果てしなく遠いのだ。


とても古くて日本的な企業だ。


けれどIT業界には、

新しく入った人も若い人も関係なく、

意見を活発に交わし合う土壌がある。

そういう企業が比較的他の業界より多い。

前社はそうだった。

その規模は、小さな案件や、

腰掛け程度の見せかけのものではない。

戦略や企画、クライアントへの提案まで幅広く及ぶ。

それを上司や上司の上司と、役職や業種を越えて、

活発に意見を出し合うのだ。

本当にそれが求められているのだ。

ワクワク感がある。


けれど、今の会社は違う。

手をあげればできるとかいっておきながら、

面接で、ブランディングができる会社になりたいと思っていると説明されたから、

ブランディングやりたいですと前職と同じように言ったら、

「うん、それくらい任せられるクオリティのものを作れるようになったらね。」

と言われた。

私は唖然とした。そして心の中で思った。

「「あ、違う、やっぱり違うんだ。前の会社は違ったんだ(特別だったんだ)。

○◯さん(前の会社の上司の上司)だったら、ここで、

やる?やってみるかぁ。とにこにこ(にやにや)しながら言うのに。」」

それが本当にすぐ任せられることもあるし、

仕事を振るといっておきながら、まったく違う人に振ったり、

3ヶ月くらいあとだったりすることもあったけど、

大抵のことは、やりたいと言えば、

じゃぁいいよとその場で決まって、仕事がもらえたのだ。


その人の口ぶりは、

まるで自分の仕事を取られまいとするようなそぶりだった。

私はがっかりした。



私も、面接で私がどういう人か、上司たちにみてもらえているし、

3ヶ月ごとに面談の機会があったから、

今どういう考えか、これからどうしていきたいか、そのもっと先の目標はなにかを

知っている上司たちが、やりたいといっても

仕事を振らない方を選んだら、

それは本当にまだ早いからなんだろうなぁと、

上司を信頼して待つことができたのだ。

上司が振らないんだから、きっとそうなんだろうなと、

自分の知らない自分を上司は見ているんだろうなと思えるのだ。



けれど、多くの企業の上司達はそうじゃない。

「それくらいのクオリティのものを作れるようになったら」

と偉そうにも条件を提示してきた上司の上司は、

なんと面接で私の作品を見ていないのだ。

大手のコンテンツのロゴやキャラクターを制作したり、

ブランディングの考えをもってデザインを行ってきたということなんていうのは、

みじんも知らない人が、

偉そうに口を叩くから、

私は失礼な人だなと思ったと同時に、

この人はこうやってミスミス人件費を棒に振るのだなと思った。


またむしろその人は、

自分を追い越す人が出てくるのがいやなようだった。

自分より優れた人が出るなんて認めないし、

自分が誰よりその課で優れているのだというのが全面に出ている人だった。

そんな自分が好きという。

マネージメントなんてできない、

ただ成果を上げたから、その座を手に入れた、座っているだけの人だ。

チームを気に掛け、その個人個人を気に掛け、

現在の課題や、その将来の目標に向け、

個人の目標と、会社の目標をどう相まっていい感じにさせるのかということなんて、

これっぽっちも考えていない風だった。


どう自分が今の座に居座り、

そしてさらにはどう高見を目指すのか。といった感じ。

オリエンテーションでも、

自分の知識が豊富だという点ばかりの話だった。

他のリーダー達はそんな話、一言もしないのに。

しかもオリエンテーションについて聞かされていないことがあったことを、

連絡系統の乱れがありまして、と人のせいにしていた。

(強調して何度も言っていた。おもしろがっていっていたみたいだったが、

聞いている方はおもしろくないし、気分よくなかった。)

他のリーダーたちも同じ状況だったが、

交代交代で部屋にオリエンテーションのための話に入って来るリーダーたちは、

だれも、人のせいにするようなことは言わなかった。

ああ、そうなんだ、今日はこうなんだねぇとか、そういった感じだ。

わざわざ取り立てて、誰かが悪い風に言うような人は1人もいなかった。

ただ1人、その、私の上司の上司だけが、

人のせいにしていた。


私はその、周りがなにも見えていない風な上司が、嫌であり、

危惧している。






オリエンテーション

2013-07-18 01:15:16 | 無題
さてさて、今日はオリエンテーションがあった。

昨日は不満たらたらな文を書いたが、

気持ち的には静かに引いているといった感じだった。

イマイチ入り込めなくて、大丈夫かなぁ自分辞めちゃわないかなぁ、

辞める方向になってしまわないかなぁと危惧していた。

が、

今日は一転ちょっと晴れた。


というのも、私を面接した面接者5人のうち、

もっとも私をよく理解しようとし、かってくれ、評価してくれていたようだという人

(社長をのぞいたら、一番偉そうな人に見えたが、本当に偉い人だった。

だけどそれを鼻にかけた感じがない、気さくでいて落ち着いた感じが私は好きだ。)

が自分の担当部署についての話をする際に、

自分の入社前からの生い立ちを聞くことができたからだ。

上司の上司の上司にあたるその人は、

話ながら気持ちのいいアイコンタクトをとってきており、

合間の話から、

新卒のデザイナーは採らない、使えないから―とか、

毎日面接しているけど―とか、

その分落としているわけでもあるけどーとかいう話から、

ちょっとは私に期待しているのだなというのが伝わってきて、

嬉しかった。

「一度、いやでもマネージメントやってみるといいよ。案外おもしろいかもしれないから」

と皆に話しているときに、話終わったあとに、私に目配せしたので、なんでだろう?と思ったが、

そういえば面接で私のことを、マネージメント的なこともやっていたんですねと、

捉えている人だったと思い出した。

自分でもそうかもしれないなぁと思っていたが、

他社の面接ではなかなか評価というか目に留めてもらえなかったから、

やっぱりこんな規模、期間じゃ評価にあたいしないのかと考え直していたところだった。

けれどこの会社とその人はその点をかってくれたみたいで、

とても嬉しかったのを思い出した。




また来年新卒のインターン生と一緒だったのも楽しかった。


ジョブローテーションはやろうとしているけどできていないという面接での話だったけど、

似たような部署だったり、

社歴の長い人はその分いろんな業務を会社の成長とともに任されていて

(営業だったのにLANの設定をやるのが仕事になりさらに違う業務を任され、講師をしたりーとか)

なくはないじゃんと思った。

だがこれは、営業や社歴が長い人は流れでそうなったというだけで、

デザイナーはジョブローテーションがなく、

スマートフォンからPCへとか、アカウントプランナーや、

広告企画になれるわけではないのかもしれない。

ひょっとするとディレクターにもなれないのかもしれない。

営業からディレクターにはなれそうだが。(会社の構造上)

そうなってくると、本当にこの会社にいる意味なくなってくるなぁ、

どうしようかなぁと今から悩んでいる。


この会社では業務が細分化されすぎていて、

仕事の幅が広げられないのだ。

私は前職ではエンジニアさんの行うところと、営業が行うところ以外は

すべてカバーするくらいをやらさせてもらう機会があったし、

営業やエンジニアの業務にも少し足をつっこんだ感じで、

気づいたところはお手伝いさせてもらえていた。

それをやっかんだり、領域に入って来るなという人はいなかったし、

むしろ喜んでもらえていた。

まさしく手をあげればできるかぎりのことはなんでも任せてもらえるし、

手をあげたから、あとは任せたと手放しにされるわけでもなく、

相談すれば、ちゃんと相談に乗ってくれた。

失敗しても大丈夫という頼もしい空気があった。

なにかあったら上司たちがうまいこと巻き取ると。

(本当に巻き取れそうだから、すごい。し、くやしい。)


それが今では、種類のたくさんあった業務の中の1つしか仕事としてないのだ。

ライティングやコーディング、

手をあげて提案したり、話し合いに参加する機会、頭をひねる機会というのが、

ほとんどないようなのだ。


今までのスキルを無駄にしてしまうがごとくのこの状況に、

私は面接で言われた1年はこれをやってもらうという、1年はがまんしてみるつもりだ。

なぜなら正社員だから。

そのあと、

本当に、社長や同席した面接者(上司の上司)が漏らしていたように、

(ジョブローテーションをやろうとしているけど、なかなかできないとか、

女性のリーダーは1名いるくらいで、それも一番下のクラスとか。

直属の上司も面接で、私のやりたいことと配属される部署の仕事が違くて、

―提案やディレクション的なことをやりたいようだが、

そういう感じの仕事じゃないことについて何度も危惧していた。

下手すると自分が今やっている仕事はつまらない仕事なんだけどそれは大丈夫ですか?

といったような説明だった。

私はそんな後ろ向きにならないでよと、

その仕事の中でも楽しみを見出せると思うのですが、

その仕事の楽しい点、やりがいはどんなところですか?

私はあると思うのですが、新しい視点をいただけたら。と質問した。)

ジョブローテーションも昇格もないで、

同じような仕事をずっとやらされるようであるなら、

考えるしかないけど、

その時点で辞めることを考えたとしても、

そんな仕事しか任せてもらえなかったことにまず、

それだけしか能力がないんじゃないのと面接で訊かれそうで、

まず転職は難しくなってくるだろうなっていうのがあった。


それに、もう転職活動はいやだ。


今回はこの業種での職歴が短いことが、

転職を難しくしているように言われた。

だからどこでもいいから2年以上続けてくれれば、

どこへでも行きたいところへ行けると言っていたが。

―これは言い過ぎで、そうすれば紹介できる案件がぐっと増えるし、

年齢的にもとおりやすいと言いたかったのだろう。

エージェントから言われたとおり、2、3年やったとしても、

年齢も相まって、今度はまた別の“転職を難しくしている要員”が頭をもたがるのではないかと

危惧している。

あと2年といったらいい年だ。

それなりのスキルと知識、マネージメント経験はついていないと、

なんで転職するの、なんでうちにくるの?うちにきてどう活躍できるっていうのというのがある。

若ければこれからに期待できるが、

そうでなくなってくれば、即戦力として確かな実績がほしいし、

さらには、年齢や職歴があっても、それでも扱いやすい人間力がある人がいい、

それでも給与のことを考えると若い人を雇って安くすまし自社内で育つのを期待する方が、

吸収力もあるし、前社や前前社と比べてなにかやっかいな問題(提案)を持ち込む可能性が低くて

いいとなるかもしれないのだ。


年齢が上がるだけ、

その人唯一特有のスキル、その人でなければならない理由が必要になってくるのだ。



それよりも、私は会社のもとで働きたいのかがいよいよ疑問になってきた。

別に会社のもとで働きたいわけじゃない。

そこに一緒に働きたい人がいるから働いているというのが一番じゃないだろうか。


以前は仕事内容が重要だった。

広く任せてもらえそうか、

ポートフォリオに載せられる仕事ができそうか、

人に自慢できる(胸を張って見せられる)仕事ができそうか。


だけど、今回は入社してみたら希望の配属先と違った、

組織構造的にいろいろと活躍の場が制限されている。

となったとき、

ここに内定が決るまでの他社を含めた面接の数々を思い出してみると、

会社によってやりたいことが制限されるなら、

会社という枠組みの中にわざわざ苦労して入っていく必要ない、

わざわざ辛い思いして入っていく必要ないというのがある。


経営理念が、思考が、人間面が、

これまでの実績としてあるかないかが、

さらには入社するまで、入社してからも信用にたる人間か、

社内の人やインフラに慣れるまで

を考えると、

もう面接でイヤなことを言われたり、いやな表情浮かべられたりせずに。



そんなことを

『金持ち父さん、貧乏父さん』というのを

読んでいて思った。