紹介状を持って消化器内科へ。
駅から送迎バスが出ている初めて行く総合病院だ。
車酔いして、余計気持ち悪くなりながら、
白い床と壁がカクカクと曲がりながら進行している通路でめまいをおこしながら、
紹介状専用受付に着いた。
なんであの部分だけ90度の角を2つも作ってあるんだろう?
白いところに急に囲まれて感覚が気持ち悪くなったよ・・。
そんなことを思いながら、順番を待った。
内科で話したことと同じことを言い、
処方された薬の内容とそれが効かなかったことを伝えた。
薬の内容は紹介状に書かれていたみたいで、
そうだね、そう書いてあるよと消化器内科の先生は言った。
消化器内科の先生も心配してくれた。
う~ん・・と言いながら、見解を述べて、
内視鏡検査する?と聞くので、
はいと答えた。
すると、麻酔する?と聞くので、
「「え?内視鏡って麻酔するの?でもやった!それならオエってならない」」
と思うと同時に、
「「そうだ!内視鏡って確かオエってなって苦しいって聞いたことある!
鼻から入れるカメラで気管支を見られたとき、とっても痛くて死にそうなほどだったことあった!」」
と身を固くしながら、モチロンです!といった感じに、
はい!と思わず答えた。
先生は大丈夫、そんな怖がらなくて平気だからという表情になって、
うんとうなずき、内視鏡したことある?と聞くので、
ないですと答えると、
麻酔しないで鼻からやる方法もあるんだけど、麻酔して口からの方がいいよと言うので、
「もちろんです。吐き気が既にあるのに、
内視鏡なんて・・・っっ」
と答えた。
先生はフフッとちょっとおもしろがっていた。
先生、そこおもしろがるところじゃないです。
「じゃぁ、空いてるのが、2週間あとなんだけど、大丈夫?」
ああ、今日ダメなんだなってわかった。
2週間まで待つの?それまでわからないの?お腹痛いよと思った。
「2・・週間?|||;」
すると先生は私を見て、
「う~ん・・じゃぁ、血液検査とエコーは今日しよう。いい?
このあと大丈夫?」っていうから、
もう会社なんてクソくらえと思っているから、
はいとすぐ答えると、すぐさま先生は受話器をとって、
「今日エコー入れたいんだけど、入れられる?」って言い出してるから私は、
「「ええ?入れられないかもしれないの?っていうか、
無理に入れる感じなの?入れられないかもしれないのに、
入れられる気満々で今日にしようって言ってたな・・・。
なんか・・嬉しい。
けど、受話器の向こう側の人はめいわくなんじゃ・・?
どういう状況だろう?」」
「うん、そう、うん」とかなんとか先生が言っている内に、
予約がとれたらしい。
大丈夫なんすか、どうなんすか、お腹痛いっすとか思いながら、
先生が話すのを待っていた。
「じゃぁ、血液検査とエコーはこのあとね。
内視鏡はねー、今日は無理だから、
来週の水曜日―水、木が
僕の勤務日なんだけどー、水曜日がいい?木曜がいい?」
「「早い方がいい」」
「水曜日がいいです。」
「「っていうか、先生毎日ここにいてる訳じゃないんだ。
他の日はなにしてるんだろう?自分の医院があるのかな?
他の病院かな?」」などということボヤボヤと私は考えた。
「じゃ、水曜日ね。
(ちょっと大声になって)ねー、水曜日内視鏡入れられるよね?
僕やるから。」とカーテンの向こう側の看護士さんに呼びかけているのを聞いて、
「「ええ?入れられないかもしれないのに、水曜日入れるって言ってたの?
っていうか入れられる気満々だったな。
ん?、
僕やるからって、普段はやらないのか?
先生がやらなかったら、やる人いないってこと?
やっぱ予約いっぱいなんじゃ?
そこを僕がやるからいいでしょ的な?
うーん・・嬉しい。その気持ちだけで嬉しいです。
入れられなくても。」」
カーテンの向こうから看護士さんが現れて、
「ああ、ええー来週の水曜ですか?」と聞き返すと、
「そう。入れられるよね?僕やるから。」とかなんとかやりとりしているうちに、
また受話器をとって、どうやら内視鏡検査をするところに内線をかけているらしい。
同じことを受話器の向こう側の人にも話はじめた。
「来週の水曜日だけど、9時からでー、1人入れたいんだけど。僕やるから。
うん、うん、うーん。」
とかなんとかいっている内に、
どうやら予約がとれたようだ。
「じゃぁ、来週の水曜、9時からね。」
「はい。」
血液検査とエコーを受けて戻ってロビーで待っていると、
先生はなぜか一回ロビーに出て来て、
またパタンとドアを閉めた。
私が待っているか確認したのだろうか?
そしてしばらくしてから呼ばれて入ると、
血液検査の一通りを話してくれて、
だから異常なしと。
「「まぁ、そうだよね。1ヶ月前に健康診断受けたばっかりだもん・・;」」
エコーも異常は見られないということで、
(エコーは健康診断のときはなかった。
私は内視鏡検査などを健康診断でするほど、年はとっていない。)
なんだか先生は先ほどと違って、
不機嫌っぽかった。
仮病を使うんじゃないと思っているような感じだった。
「でも」と先生は続けた。
「血液検査やエコーでは出ない、直接見ないとわからないことがあるから。
だから来週内視鏡検査で診るから。」と言った。
優しさが含また口調だった。
その心遣いが私は嬉しかった。
震えるような私に身にしみてくるような感じだった。
仮病じゃないし、痛いし吐き気が辛い。
これで原因がわからなかったら、
まるで路頭に迷うような感じだ。
不安だ。
それで先生は今日の診察はおしまいという雰囲気になったから、
さっき話した食べるとすごく眠くなってしまって、
起きていられないことについてはなにも触れられていないことを私は思い出し、
焦って訊いた。
薬を飲むために、なにか(たいていウィダインゼリーかスープ)を口にしている途中で、
薬を飲まなきゃと思いながら、
動けなくなって眠ってしまうのだ。
薬は夜中の3、4時に目が覚めるまで飲めずじまい。
薬を飲むとまたすごいだるけが来て横にならずにいられなくなり、
そのまま眠ってしまうのだ。
何かを口にするたびに眠気に襲われる。それはなんなのか?
仕事に支障をきたしているのが困る。
手だてはないのか?と困って聞いた。
先生はイライラした口調になって、
それはわからないと答えた。
とりあえず、まだ薬を出して(私の家の近くの内科の先生が。)
3日しか経ってないから、様子をみるようにと言った。
先生が突然イライラした口調になったから、
私はショックで、はいと言って、
それ以上不安を訴えるのをやめた。
それに、まぁ、たしかにそうだなと思った。
それでもやっぱり仕事に支障をきたすのは、
私がしょうがないとしても、会社は許す感じじゃないので、
「仕事に支障をきたすのが・・困ります。」と言った。
すると先生は「休めないの?」というので、
「はぁ・・」(はいというニュアンスの)と答えると、
診断書を出してくれた。
と、ここまで書いたけど、
その後、いろいろあって退職した。
駅から送迎バスが出ている初めて行く総合病院だ。
車酔いして、余計気持ち悪くなりながら、
白い床と壁がカクカクと曲がりながら進行している通路でめまいをおこしながら、
紹介状専用受付に着いた。
なんであの部分だけ90度の角を2つも作ってあるんだろう?
白いところに急に囲まれて感覚が気持ち悪くなったよ・・。
そんなことを思いながら、順番を待った。
内科で話したことと同じことを言い、
処方された薬の内容とそれが効かなかったことを伝えた。
薬の内容は紹介状に書かれていたみたいで、
そうだね、そう書いてあるよと消化器内科の先生は言った。
消化器内科の先生も心配してくれた。
う~ん・・と言いながら、見解を述べて、
内視鏡検査する?と聞くので、
はいと答えた。
すると、麻酔する?と聞くので、
「「え?内視鏡って麻酔するの?でもやった!それならオエってならない」」
と思うと同時に、
「「そうだ!内視鏡って確かオエってなって苦しいって聞いたことある!
鼻から入れるカメラで気管支を見られたとき、とっても痛くて死にそうなほどだったことあった!」」
と身を固くしながら、モチロンです!といった感じに、
はい!と思わず答えた。
先生は大丈夫、そんな怖がらなくて平気だからという表情になって、
うんとうなずき、内視鏡したことある?と聞くので、
ないですと答えると、
麻酔しないで鼻からやる方法もあるんだけど、麻酔して口からの方がいいよと言うので、
「もちろんです。吐き気が既にあるのに、
内視鏡なんて・・・っっ」
と答えた。
先生はフフッとちょっとおもしろがっていた。
先生、そこおもしろがるところじゃないです。
「じゃぁ、空いてるのが、2週間あとなんだけど、大丈夫?」
ああ、今日ダメなんだなってわかった。
2週間まで待つの?それまでわからないの?お腹痛いよと思った。
「2・・週間?|||;」
すると先生は私を見て、
「う~ん・・じゃぁ、血液検査とエコーは今日しよう。いい?
このあと大丈夫?」っていうから、
もう会社なんてクソくらえと思っているから、
はいとすぐ答えると、すぐさま先生は受話器をとって、
「今日エコー入れたいんだけど、入れられる?」って言い出してるから私は、
「「ええ?入れられないかもしれないの?っていうか、
無理に入れる感じなの?入れられないかもしれないのに、
入れられる気満々で今日にしようって言ってたな・・・。
なんか・・嬉しい。
けど、受話器の向こう側の人はめいわくなんじゃ・・?
どういう状況だろう?」」
「うん、そう、うん」とかなんとか先生が言っている内に、
予約がとれたらしい。
大丈夫なんすか、どうなんすか、お腹痛いっすとか思いながら、
先生が話すのを待っていた。
「じゃぁ、血液検査とエコーはこのあとね。
内視鏡はねー、今日は無理だから、
来週の水曜日―水、木が
僕の勤務日なんだけどー、水曜日がいい?木曜がいい?」
「「早い方がいい」」
「水曜日がいいです。」
「「っていうか、先生毎日ここにいてる訳じゃないんだ。
他の日はなにしてるんだろう?自分の医院があるのかな?
他の病院かな?」」などということボヤボヤと私は考えた。
「じゃ、水曜日ね。
(ちょっと大声になって)ねー、水曜日内視鏡入れられるよね?
僕やるから。」とカーテンの向こう側の看護士さんに呼びかけているのを聞いて、
「「ええ?入れられないかもしれないのに、水曜日入れるって言ってたの?
っていうか入れられる気満々だったな。
ん?、
僕やるからって、普段はやらないのか?
先生がやらなかったら、やる人いないってこと?
やっぱ予約いっぱいなんじゃ?
そこを僕がやるからいいでしょ的な?
うーん・・嬉しい。その気持ちだけで嬉しいです。
入れられなくても。」」
カーテンの向こうから看護士さんが現れて、
「ああ、ええー来週の水曜ですか?」と聞き返すと、
「そう。入れられるよね?僕やるから。」とかなんとかやりとりしているうちに、
また受話器をとって、どうやら内視鏡検査をするところに内線をかけているらしい。
同じことを受話器の向こう側の人にも話はじめた。
「来週の水曜日だけど、9時からでー、1人入れたいんだけど。僕やるから。
うん、うん、うーん。」
とかなんとかいっている内に、
どうやら予約がとれたようだ。
「じゃぁ、来週の水曜、9時からね。」
「はい。」
血液検査とエコーを受けて戻ってロビーで待っていると、
先生はなぜか一回ロビーに出て来て、
またパタンとドアを閉めた。
私が待っているか確認したのだろうか?
そしてしばらくしてから呼ばれて入ると、
血液検査の一通りを話してくれて、
だから異常なしと。
「「まぁ、そうだよね。1ヶ月前に健康診断受けたばっかりだもん・・;」」
エコーも異常は見られないということで、
(エコーは健康診断のときはなかった。
私は内視鏡検査などを健康診断でするほど、年はとっていない。)
なんだか先生は先ほどと違って、
不機嫌っぽかった。
仮病を使うんじゃないと思っているような感じだった。
「でも」と先生は続けた。
「血液検査やエコーでは出ない、直接見ないとわからないことがあるから。
だから来週内視鏡検査で診るから。」と言った。
優しさが含また口調だった。
その心遣いが私は嬉しかった。
震えるような私に身にしみてくるような感じだった。
仮病じゃないし、痛いし吐き気が辛い。
これで原因がわからなかったら、
まるで路頭に迷うような感じだ。
不安だ。
それで先生は今日の診察はおしまいという雰囲気になったから、
さっき話した食べるとすごく眠くなってしまって、
起きていられないことについてはなにも触れられていないことを私は思い出し、
焦って訊いた。
薬を飲むために、なにか(たいていウィダインゼリーかスープ)を口にしている途中で、
薬を飲まなきゃと思いながら、
動けなくなって眠ってしまうのだ。
薬は夜中の3、4時に目が覚めるまで飲めずじまい。
薬を飲むとまたすごいだるけが来て横にならずにいられなくなり、
そのまま眠ってしまうのだ。
何かを口にするたびに眠気に襲われる。それはなんなのか?
仕事に支障をきたしているのが困る。
手だてはないのか?と困って聞いた。
先生はイライラした口調になって、
それはわからないと答えた。
とりあえず、まだ薬を出して(私の家の近くの内科の先生が。)
3日しか経ってないから、様子をみるようにと言った。
先生が突然イライラした口調になったから、
私はショックで、はいと言って、
それ以上不安を訴えるのをやめた。
それに、まぁ、たしかにそうだなと思った。
それでもやっぱり仕事に支障をきたすのは、
私がしょうがないとしても、会社は許す感じじゃないので、
「仕事に支障をきたすのが・・困ります。」と言った。
すると先生は「休めないの?」というので、
「はぁ・・」(はいというニュアンスの)と答えると、
診断書を出してくれた。
と、ここまで書いたけど、
その後、いろいろあって退職した。