ごん太ジイジの旅日記

リタイヤしたのを機に何か記憶に残るものにしたいと思い、ここに忘備録として愛犬ゴン太目線で旅の記録を残すことにしました。

平山温泉 「奥山鹿温泉旅館」へ行ってきました(お風呂と食事)

2018年04月28日 | 旅行
平成30年4月25日~26日(晴れ)

部屋に入り少し落ち着いたところで親父たちは、食事の前に風呂に入ろうと母ちゃんの号令で行くことに。
最初は、部屋風呂でなく大浴場に入ることにしたようだ。大浴場は床が滑りやすいということで、お婆ちゃんは部屋で待機してもらうことにしたが、親父たちが大浴場に入っている間、お婆ちゃんを一人で部屋風呂に入れると危ないので、親父たちが大浴場から帰ってくるまでベッドで休息してもらった。

大浴場は本館から少し離れたところにあるため、本館の2階から外に出て屋根の付いた渡り廊下をとおり、左手にシアタールームを見ながら移動することになる。

大浴場は、男湯の場合だが、洗い場の右側に湯船があり、変則な形で二つの湯船に仕切られていた。手前の湯船は、ぬるめのお湯で2つのジェット噴出孔があり、肩や腰を癒してくれる。奥の湯船は熱めのお湯で、泡風呂になっている場所があった。
洗い場に設置しているシャワーは、適温までの調節に時間がかかったり、湯量が不足したりしており、快適に使用できる環境ではなく残念だった。

奥にある露天風呂は、縦長く広い岩風呂と二つの四角い湯船が設置してあり、何れも岩風呂より少し熱めのお湯だった。
岩風呂は、多くの枯葉が湯船の中に沈んでおり、長湯のできる雰囲気とはならなかった。親父は、一通りの風呂に入り母ちゃんより先に部屋に戻った。

母ちゃんが帰って来るのを待って、お婆ちゃんを部屋風呂に入れることにしたが、身体を洗うための椅子が低いので、持参した介助用の椅子に座らせ、母ちゃんがサポートしながら入浴させた。
お婆ちゃんがシャンプーを使った際、洗い流しても洗い流しても髪の毛がぬるぬるして流せないと母ちゃんに訴えたが、「ここの温泉は、洗い流せてもぬるぬるなの」と言ってお婆ちゃんを諭した。
お婆ちゃんは、手すりが付いた岩風呂だったので、滑ることなく気持ちよく入浴できたようだ。

特に平山温泉は、お年寄りは足元に注意する必要がある。そういう親父たちも孫を持つ年寄りだが・・・

風呂が終わった頃、夕食の用意ができたとの連絡があったので、会場へ向かった。予約の時にお婆ちゃんの足の状態を連絡していたため、中座椅子を用意してくれていた。

夕食は、スタンダード創作懐石で予約していたので、お品書きはなかったが以下の写真のような料理であった。
家庭で味わえるような料理であったが、母ちゃんは人が作ってくれるのを食べるのが一番いいと言って喜んで食べていた。

   

珍しい「こごみ(草蘇鉄)」の天ぷら
 

    

御飯とみそ汁(みそ汁椀が珍しい)


デザート(メロン、オレンジ、クリーム、さくらんぼ(食べたので写真にありません))
 

お婆ちゃんが少食なため、親父と母ちゃんとで残りを食べることになり、二人はお腹いっぱいで夕食を終えた。

食事処から帰ってしばらくしてから、今度は部屋風呂に2回目のお風呂に入ったが、母ちゃんは次の日も含めて5回入浴している。お婆ちゃんはここの風呂が気に入ったらしく3回も入っていた。やはりアルカリ度の強いぬるぬる温泉と滑らない湯船はお婆ちゃんに受けたようだ。

次の日

朝、5時30分頃親父が目を覚まし、3回目のお風呂に入った。親父と入れ替わりに母ちゃんが4回目(昨日夜中に3回目を入浴)のお風呂に入ったが、お婆ちゃんが起きてきて母ちゃんと一緒に3回目のお風呂に入った。

8時を朝食の時間としていたので、昨日とは違う食事処に向かいそこで頂いた。
可愛い籠の中に少しづつではあるが、料理が並べられており、親父は3杯もお代わりしていた。
食事の後、豆から自動で入れてくれる無料のコーヒーを頂いて部屋に戻ったが、ここのコーヒは、宿泊者以外は150円/杯となっていた。
   

オリジナルの茶碗


部屋に戻ると帰り支度となるが、チェックアウトが10時となっていることから、母ちゃんは時間を惜しむように5回目の風呂に入った。

風呂からあがってくる母ちゃんを待つ間に親父とお婆ちゃんは帰り支度を整えて待った。


平山温泉 「奥山鹿温泉旅館」へ行ってきました(施設)

2018年04月27日 | 旅行
平成30年4月25日(水) 雨のち曇り

今日はお婆ちゃん(親父の母)が90歳の誕生日を迎えたことから、母ちゃんと相談して温泉へ連れて行くことにした。

お婆ちゃんは、加齢の関係で足腰が弱っているため、大浴場の風呂は無理があると考えて部屋風呂のある旅館を第一条件にして選ぶことにした。
もう一つ母ちゃんから出された条件は、アルカリ泉でぬるぬる度の高い温泉だった。二つの条件に合致する温泉は、熊本県の平山温泉だということで、そこの旅館に宿泊することにした。

平山温泉は、やまと旅館、たいち、上田屋、旅館かどや等に宿泊したが、中でも「たいち」は、部屋風呂が付いたリーズナブルな旅館で、母ちゃんお気に入りの旅館だ。さっそく予約しようとしたが、計画が遅すぎて25日はあいにく満室だった。
しかたなく、他の旅館を探すことになったが、親父が以前から気になっていた「奥山鹿温泉旅館」を検索したところ、戸建ての部屋が空いていたのでそこを予約することにした。

小雨の降る中、高速道路の南関ICを降りてyahooナビに案内されるままに走った。
途中通ったことのない道を案内されて戸惑ったりしたが、見慣れた平山温泉へと到着した。

リニューアルした善屋、その奥にある「たいち」を左手に見ながら、その先の左手奥の方に奥山鹿温泉旅館が見えているが、どこから入ったらいいのかが分からなかったため、行ったり来たり。
車を止めて外に出て道を確認したところ、奥山鹿温泉旅館の横を流れている小さな川に並行して車一台が通れるような道があった。

旅館への入口は、善屋から来た道を左手に旅館を見ながら通り過ぎて、川に架かる橋を渡ったすぐ左に折れる道を(平山温泉 元湯の建物手前の道)、道なりに進むと旅館に到着する。
離合する場所がほとんどないため、到着するまでは運試しになりそうな道だ。ここは、夜に到着すると、ウロウロすることになるだろうなと親父は思った。

旅館の関係者に他に道はないのかと尋ねると、その道しか無いとのことだった。因みにマイクロバスもこの狭い道を通っているとのことだった。

旅館入口のポイント(赤旗の手前にあるガードレール方面へ左折する)
 

朝方降っていた雨もすっかりあがり、15時30分のチェックインとなった。
宿泊施設は本館を正面に見て右手前約100mの場所にあり、本館と宿泊施設の間にはショートステイに利用されている施設があった。夕食、朝食の際は本館まで行くことになるが、雨の日は少し煩わしいかもしれない。

旅館玄関


玄関から入口方面(左奥が戸建ての宿泊施設。左手に見えているのは、ショートステイの施設)


戸建ての宿泊施設(山水)


茶菓子


宿泊施設(山水)の中
           

アメニティ(浴衣を撮るのを忘れていました)


部屋風呂(岩風呂で足が伸ばせる広さ)
   

サウナ風呂(大人二人が入れる広さ)
 

本館ロビー等(玄関入って左側にフロント、正面には昔風の真新しい電話が鎮座)
      


つづきは、お風呂と食事編です。