gonta!gonta!gonta!

なんてことない日々の記録

男唄

2007-09-05 20:20:10 | ライブ
昨日、木村充揮×近藤房之助のライブを名古屋のダイアモンドホールで観てきました。
今回は1人です。

行くきっかけは、ある日ふと「私、意外とブルース好きかも」と思ったんです。で、試しにコンピアルバムを1枚購入して聴いてみて、「やっぱりブルース好きかも」と思ったんです。
そんな時にお二人が名古屋でライブをやるのを知って、日本を代表するブルースマンですから、ここはひとつ観ておこうかなと。

ここから先は少しネタバレになりますが、ご了承ください。

まず、木村さんが白、近藤さんが黒のお揃いの花札柄のシャツでご登場。
ちなみにアコースティックギターも花札柄。
お互いを「あっちゃん」「ふ~ちゃん」と呼び合ってるのがなんだか可愛かったです。

「男唄~昭和讃歩~」というアルバムをお二人で出したのでそれをひっさげてのライブツアー。
ライブを観て買うか決めよう!と思っていたので、詳しくは知らない状態で参加しました。

アルバムが昭和の名曲のカヴァーというのは知っていたので、男くさい昭和な香り漂うライブになるのかな、と思っていたら「STAND BY ME」とか「Georgia On My Mind」とかスタンダードな洋楽も唄ってくれました。

印象としては近藤さんはめちゃくちゃ歌がうまい!直球ストレートにブルースマンだなぁ~と、対して木村さんはオリジナルブルースが確立されていて、変化球な感じです。
同じ歌を1番2番と分かれて唄うと違う曲に感じてしまうくらい、お二人とも個性が強いんだけど、それが面白くて、聴いているうちに歌に引き込まれちゃうんです。

そして予想通り、「酒とたばこ」は常備されてました。
「おかわりー」(by木村さん3杯)てな感じです。

それとヤジ。
木村さんが何か言おうとすると客席からヤジが飛ぶ。
木村さんのファンの「木村組」の方たちだそうですが。
例えば、それに反応して木村さんが、
「じゃかましいんじゃ、ボケ、コラッ!!!」
と客席に向かって言うと隣で近藤さんが笑顔で、
「訳しますと、”たくさんの拍手ありがとうございます”と言っております」
ってフォローが入るんです。
この掛け合いが私的にはかなりいい感じでした。
でも、もうちょっと木村さんのお話聞いてみたかったな。
なんか客席の前の方にいた男性二人、何でも言えばいいって感じで、一言発する度に何か言うから、ちょっとくどいな、と感じました正直。

木村さんといえば「憂歌団」
憂歌団で私が知ってる歌も唄ってくれましたが、みんなが知ってるのは「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌です。
アンコールで唄ってくれました。
♪みんなでうたおうゲゲゲのゲ・・「みんなでうたおう」って言ってるのに誰も唄ってくれない。
ということで、みんなで大合唱!
その勢いのまま、近藤さんと言えばB.B.クイーンズ!そう!!「おどるポンポコリン」
相当盛り上がりました、楽しかったー!!

なんかみんなが自由で、肩の力が抜けてて、こーゆうライブもいいもんです。



「男唄~昭和讃歩~スペシャルサイト」