踏む。

夏のゴン太の定位置。
急いで出掛けようとすると、鼻踏みそうになるんですよねー。

そんなゴン太の最近の話。

母が買ってきたみたらし団子を食べていた私。
ほぼ食べた状態で、串についた残りをゴン太にちょっとだけおすそ分けしてたんです。
もちろん串は私が持った状態で、ゴン太は必至にペロペロ、ガジガジしていました。

ちょうど同じ時間、父が接触不良のインターホンを直していました。
修理が終わって、ピンポ～ン、ピンポ～ンと何度も試していました。

いつもなら、ピンポ～ンと鳴ると、玄関に走っていってワンワン吠えるゴン太。
まさに”番犬”です。

ところが今日のゴン太はいつもとちょっと違う。

ピンポ～ンが聞こえたと同時に、食べながら吠える。
串から離れません。
音のする方へ顔を向けるわけでもありません。
ただ必至に食べつつ、一応吠えてる感じ・・・。

やっつけ仕事も甚だしい。

その後、来客が来た時に、来客がインターホンを鳴らす前に吠えながら玄関に走っていったゴン太を見て、その団子事情をしらない父は、「流石だなーゴン太、（お客さんが）見えないのに走っていって」と感心していましたが、私は心の中で、「何より食欲が優先するけどね」と思っていました。