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なんてことない日々の記録

言葉

2008-04-23 13:01:28 | 日常のこと
昨日の夜、友だちのまりさん宅にお邪魔しました。

まりさんとだんなさまは年の差カップル。
だんなさまが赤ちゃんの時に、まりさんは高校生・・くらいの年の差です。

2人が付き合い始める前。
だんなさまからアプローチを受けていて、まりさん自身も好きという気持ちがある状況の中で、相談を受けたことがあります。

当時私はこう言いました。
「好きで付き合いたいという気持ちがあるのに、年の差がある為に諦めるのはおかしい。好きに年の差なんて関係ないじゃん」
結果的にその言葉は彼女の背中を押しました。

2人は恋愛し、結婚しました。
結婚前、双方の家族は大反対!年の差も大きな理由の1つでした。
部外者ですが、私も2人の結婚には反対でした。

そんな私に対し、まりさんは不信感を抱いたと思います。
あの時の私の言葉は大きかった、それを何度か聞いていましたから、反対するのはおかしい・・。
私自身、そのことはすごく辛かった。
何度も何度も私の言った言葉の責任を考えましたし、悩みました。

数年経った今、まりさんは夫婦の間に大きな問題を抱えています。
皮肉なもので、それがきっかけになって毎月定期的に会うようになって、話している内に当時のワダカマリが解けていく。

昨日も会話の中で、まりさんが言いました。
「あの時の晶の言葉は大きかった」と。
私はそれに正面向いて答えました。
「今、同じことを相談されても私の答えはあの時と変わらない。『年の差だけが障害で付き合えないなんて、おかしい』と答えるよ」

そしたらまりさんからたった一言言葉が返ってきました。
「よかった」と。

私が2人の結婚に反対だったのは、年齢の問題じゃない。
理由は他にありました。

昨日の「よかった」という言葉が今日になっても頭から離れません。
相談された当時、自分の発言が人の人生を左右する重要なことだ、という認識が私にどこまであったか今は覚えてないし、分かりません。
ただ、昨日の発言は考えた末に出した私なりの結論。

まりさんの結婚直後、まりさんのお母さまを車に乗せて家までお送りする機会があり、その時お母さまの気持ちを色々伺いました。
娘を想う母の想いをたくさん・・・。
それを思うと、私の考えは軽率ではないか、と考えたりもします。
だけどそれに対してまりさん本人が「よかった」と言ってくれたので、ちょっとだけホッとしています。


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