コセイタカスギゴケとオオスギゴケ

富士山麓の森の中では、コセイタカスギゴケとオオスギゴケが混生しています。二つの区別は

いろいろあるでしょうが、私が簡単に区別する方法は、

乾いた時の縮れ具合と葉基の縁の鋸歯があるか、ないか！です。

オオスギゴケ

全く雪や雨が降らない富士山中腹は、コケも乾燥に耐えようと縮れています。特にオオスギゴケやコセイタカスギゴケが

みそぼらしい姿になっています。しかし、茎に接するように縮こまるオオスギゴケと著しく縮れるコセイタカスギゴケは

縮れ具合で判断が付きます。

ミヤマギボウシゴケモドキ

富士山標高１５００ｍ付近の樹幹についていました。一見、イタチゴケにも似ています。