須津川渓谷の沢沿いを歩いていて、水辺から少し高いところにマツムラゴケが見られ、水辺に近い
所にノコギリゴケが一面に生えていました。並べてみましたが、葉は似ていますので細胞の乳頭に
違いを載せてみました。
湿って谷間で観察していると、木の葉・シダの葉・コケなどにつくコケが目につきました。
ウニバヨウジョウゴケは特徴があるのでしっかり確認が出来ましたが、その他のヨウジョウゴケの
仲間は難しく判定が出来ませんでした。カビゴケは匂いから判定しました。
マツムラゴケには初めての確認になります。タイワンノコギリゴケに似ていますが、
葉先部分がしわが寄ること、細胞の乳頭が中央に1つのこと➡これがマツムラゴケであることから
タイワンノコギリゴケは、葉に並んだ2~6個の乳頭があることで区別できます。