小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

年金着服3億4274万円、99件、記録訂正180件(社保庁発表)

2007年09月05日 | ニュース
  
   社会保険庁は3日、社保庁職員と市町村職員による年金保険料の着服や不正受給が計99件あり、総額3億4274万円に上ると発表した。公的記録が一切ないのに、加入者保管の領収書などの年金記録が180件訂正されたことを公表。こうした「消えた年金記録」の背景に、保険料の着服などがあると指摘されているが、同庁は「関連性はわからない」と述べるにとどまった。(毎日新聞4日朝刊)

  さらに、社会保険庁職員による着服一覧表、半田国民年金事務所係長4443万7389円などなど細かに金額まで発表されているが、どうも社保庁の神経が解らん。まるで社保庁が悪徳詐欺商法集団のようだ。立派な刑事事件ではないか。世の中が騒がなかったら、こんなことも闇の中かい。

   テレビで舛添厚労相が「泥棒ですよ、調べ上げます。」と言っていたが、徹底的にやっていただきたい。以前は、見て見ぬふりをしていたのか?政治家が、このような当たり前の発言をするのがタブーだったのか?大臣たるもの、情熱を傾ければ、どの省庁でも、いくらでも血税の無駄が出てきそうだ。次から次にでてくる政治資金収支報告書に添付した領収書のコピーの二重使用なんてのも「出納帳の残高」が、でたらめだということの証しだ。領収書がコピーでOKなら「錬金術」だな。「修正した、返納した」という発表記事もあるが、自腹切っての返納ではなく、また他からやりくりしたんじゃないかと疑いたくもなる。「1円でも領収証がいる・いらない論議」もこっけいだな。1円の領収証が必要ということではなく、諸経費の中で電気代とか水道代他に「1円単位」の出費があるということだよ。そんなこと先生方は関わったことないわな。いや、ここで問題にしたいのは、着服された3億4274万円の話しだった。

   舛添厚労相さんひとりでもいい。ひとつでも、ふたつでもいいですから、内閣や自民党からは、浮いてしまわない程度にメスを入れて政治と行政の信頼を回復してください、お願いします。


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