

このグラフは、OECD・経済協力開発機構が発表した平均賃金の国別ランキング。年収ベースで、ドルで計算される。一位はアメリカで、(6万9392ドル)、1ドル110円で換算すると平均賃金は、763万円程度。韓国は、日本よりも高い19位。平均賃金は(4万1960ドル)462万円程度で、日本よりも年収で40万円ほど高い。

1990年、日本ではバブルの絶頂が過ぎて株価の急落が始まった年。この時、日本の平均賃金はイギリスやフランスよりも高い水準。韓国と比べても、日本の方が7割程度、高い水準。
各国の賃金は、それから上昇。米国は30年でおよそ1.5倍に、韓国はおよそ2倍に。一方、日本は、ほぼ横ばい。30年かけて上がったのはわずかに4%程度。

よく言われる話しとして、日本の賃金は低いが、物価も安いので、暮らしにはあまり影響はない、という見方がある。
しかし、これには注意が必要。日本の経済や社会がまるで鎖国のように閉じていて、必要なモノやサービスを全て国内で調達できているのなら、それでいいかもしれない。しかし、日本は、エネルギーや食糧をはじめ、多くのものを海外に頼っている。

現に今、ガソリン価格が高騰し、また大豆や小麦などの輸入価格の上昇で様々な食品が値上がりし、家計への影響が大きな問題になっている。賃金が上がらない限り、生活はますます厳しくならざるを得ない。

上記もだいぶ端折っていますが、すべてを読みたい方はこちらへどうぞ

この番組をぼんやり見ていて、「私は、三食食べられて、のんびりブログででも遊んでいるが、これからの若い世代はどうなっていくのだろう?」と心配になってきました。正直、上の項目だけでも驚きましたね。ほんとうに国民は、政治を司る方々をしっかり監視していく必要があるでしょうね。
結婚したくない、結婚出来ない若い世代はどんどん増えていき、何んぼ「子育て補助に学費免除」しても日本の人口は減る一方で、その若い世代が私を含めた高齢者を支えていく時代がどんどん加速しますね。NHKの時論公論は真面目に解説してくれますが、視聴率はあるのかな?
そうなんですか!
ごーさんのコメントやごーさんのブログには興味深い意見や記事をよく拝見します。
>従業員は家を買って車(カローラー)を持っています
へーっ!私はコローラを降りて、軽に変え4年くらい経ちましたかね。
次はいつ免許を返納しようかと思っているところです。
ただ若者は車が自分の家だと考えているのか?けっこうお金をかけているように思います。
>工場に生産依頼(衣料品)が来ると単価が安く利益が出ない状態です。
なんとなく想像つきますね。
>賃金を上げて世界の物価に対応できるようにならないと生産する国がなくなってしまうでしょう。
今でも実感としては、日本国民は豊かさに浴していると思っていましたが、世界的にこれほど賃金が安いというこの番組の解説には正直驚きました。
世界が横並びだったらしかたないと思うでしょうが・・・。
>あぁ、またこれで日本の経済が低迷するのね、って思ったんです。
こちらは全世界の同一現象ではないですか?
特に観光ドル箱の中国、韓国からは現在もやって来ていませんよ。
>私は、また当分帰れません(涙)
これは寂しいことですね。
さすがに驚きました。
物価は上がっていく一方なのに・・・。
昨夜ニュースを見て、諸外国からの入国を日本国籍保持者以外禁止にしたじゃないですか?
あぁ、またこれで日本の経済が低迷するのね、って思ったんです。
私は、また当分帰れません(涙)。
そういうことなんでしょうね!?
>西欧のように、若者たちがデモをすることもなく、コロナ貧困にも耐え。
う~ん、学生運動はなやかりし頃、父がテレビを見ながら、「日本は欧米のような黙って行進するデモはないんだね」と言っていましたが・・・
今や欧米の方が激しいデモや抗議行動になってしまいましたね。
特に学生が多数を先導する抗議行動なんて先ず見られないようです。
>その精神が何処から形成されたのでしょうねえ。
諸外国事情をよく知っていた長兄は「日本くらい豊かで平和な国はない」とよく言っていました、最近は日本から豊かさが消えて行っているように思います。
パリのラーメンと日本のランチ値段の比較は興味深いです。
若者が政治的無関心になったり、選挙を棄権ばかりしていたら益々おかしな国になってしまいそうですね。
はっはっは、私は学生運動に疑問を持っていての政治好きでした。
最盛期?は、NHKテレビの評論番組でも学生運動のことばかりやっていましたね。
確か1970年の安保条約更新以降に公害闘争に変わっていつのまにか「尻すぼみ」→無関心になってしまいましたね。
>若者にとってますます希望のない社会になって行くのでは
そうですね。
「官僚になるのはいや」、「ベンチャー企業を起こせ」なんていったって成功するのはほんの一握りだと思いますし。
若者にとって暗い将来が横たわっているように思えてなりません。
30代以下の人たちは、全く現状打破したくないようです。
西欧のように、若者たちがデモをすることもなく、コロナ貧困にも耐え。
その精神が何処から形成されたのでしょうねえ。
深く考えるには、我が人生の行く先短くて。を
孫に「申し訳ない」と謝るしかありません。
パリでは日本で700円くらいのラーメンが1000円をはるかに超えているとか。
それでも、飛ぶように売れている・・
そういえば、ランチの値段が私の現役の頃と全く変わっていません。
このままだと若者にとってますます希望のない社会になって行くのではということを危惧します。