小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

余禄 旅先の北イタリアで凄絶な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは… / 毎日新聞

2022年04月19日 | オピニオン
ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ北東部ハリコフ市の中心部=2022年3月1日午後0時26分、Pavel Dorogoy撮影

毎日新聞  2022/4/18 東京朝刊

旅先の北イタリアで凄絶(せいぜつ)な戦闘に出くわしたスイスの実業家アンリ・デュナンは、多くの負傷兵が治療を受けずに死んでいく非情な光景を目の当たりにする。助けようと駆け回るが、素人の手ではなすすべもなかった

▲1859年夏、イタリア統一戦争で半日のうちに4万人超の死傷者を出した激戦地ソルフェリーノでのことだ。デュナンは敵味方を問わず治療と看護にあたる救援組織の創設を訴え、4年後に誕生したのが赤十字国際委員会である

▲翌年には戦場での「医療の中立」を定めた赤十字条約が締結され、病院や医療従事者への攻撃が禁じられた。差別なく人間の尊厳を守ることは、たとえ戦争中であっても守られるべき規範として約160年後の今に受け継がれている

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戦時の決まりごと
(アニメーションで国際人道法を分かりやすく解説します。)赤十字国際委員会


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▲だが、ロシアが侵攻したウクライナの惨状は目を覆うばかりだ。世界保健機関(WHO)によれば、病院、救急車、医療従事者への攻撃は120件以上に及ぶ。産科や小児科、がんセンターも含まれ、死傷者は120人を超える

▲影響は計り知れない。医師や患者が命を落とすだけでなく、新たな患者の受診機会を奪う。医薬品や医療機器が不足し、治療ができず、感染症が広がる恐れもある。WHOは国際人道法違反と非難し、人権団体は「戦争犯罪」と糾弾する

▲不幸にして戦争が起きても、被害を最小限に抑えることは紛争当事者の義務だ。非軍事施設を標的にしたり、民間人を攻撃したりすることはあってはならない。医療を破壊する行為はもってのほかだ。

 
 さあ~て、プーチンはシリアの空爆時と全く同じように詭弁を弄して戦争を止めようとしない。後世の歴史家はプーチンのことを何と評するだろう?第二のヒトラーと呼ぶのか、はたまたウクライナ東部 親露派の救世主とたたえるのか?(爆)。今やっている戦争は 親露派の為でも何でもない自らの延命のためだけじゃーないのかい?ヒトラーみたいに追い詰められて愛人と自殺でもしたらいいと思うのだが・・・。
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2 コメント

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心痛みます (KUMI)
2022-04-20 10:28:42
昨日、マウリポリの報道を斜めに見ていたら(正視したくないので)放送中に女子アナが泣き出してしまいました。
どこで泣いたのか、私は詳しく見ていませんでしたが私ももらい泣き。
これから総攻撃を受ける地下の避難所の子供たちの無邪気な映像、正視出来ませんでした。
防空壕でB29に脅えたのは私が4歳になったばかりでした。

救えるなら、子供たちだけでも救う・・くらいの気持すら、プーチンにはないのですね。
赤十字のマークまで踏みにじられる・・哀しいですね。
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KUMIさんへ (小父さんK)
2022-04-20 22:23:47
>放送中に女子アナが泣き出してしまいました。

今、死体こそぼかしているでしょうが、ウクライナ国民の泣き叫ぶ姿を毎日毎日テレビ放映する必要はない気もします。

>子供たちの無邪気な映像、正視出来ませんでした。

私が異常なのか、国内のいろんな事故で無くなった子の写真すら目を逸らします。
ましてや、生死を彷徨っている子供たちや、その肉親の死を悲しむ姿なんて、文字やアナウンサーの読みだけで十分伝わることだと思うのですが・・・。

>防空壕でB29に脅えたのは私が4歳になったばかりでした。

だったら余計ですね。
恐怖も蘇るでしょうね。

プーチンは、人命なんてなんともないのでしょう!血なんか流れていません。
ちゃんと覚えておりませんが、最近のウクライなの街を木っ端みじんに破壊した兵士たちにロシアの名誉ある勲章を贈って称えたというんですから・・・。

赤十字をないがしろにするのは、国際条約違反なんでしょう。
だけど条約破りなんてなんともないのでしょうね。
かって日ソ不可侵条約を破棄して参戦してきたことと正に同じようなことを、平気で21世紀の現代でもやっているんですから!
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