小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

記事 「近事片々:候補」

2008年09月05日 | ニュース
会見で自民党総裁選への出馬意欲を表明する山本一太副外相=同党本部で2008年9月5日午前11時4分、藤井太郎撮影


【記事 「近事片々:候補」】

 フクダさんちのヤスオ君、どーしたのかな、ではすまない首相の燃え尽き。落日の官邸をよそに、片や踊る大総裁選。大宰相、大歌人の孫あり、ライスに負けぬマダムスシあり、太陽族元祖の寵児(ちょうじ)あり、政策なし。

    ◇    ◇

 海の向こうも大祭。候補となれば一家総出で「大草原の小さな家」のような笑顔を振りまき、こんな幸せの敵は、とあおる。いや大変だね。突然婚約者としてひな壇に立った少年、何だかきょとんとしていたな。

    ◇    ◇

 <政治とは他人の憎悪を理解する能力なんだよ。この世を動かしている百千百万の憎悪の歯車を利用して、それで世間を動かすことなんだよ>

 三島由紀夫・戯曲「鹿鳴館」

 毎日新聞 2008年9月5日 12時46分


 自民党総裁選挙は、石破茂前防衛相に山本一太副外相も乱入した。お爺さんたちの戦いならいざ知らず、これだけテレビ役者がそろったら、おおいにテレビで討論やったらいい。総裁選が盛りがあったら、小沢民主党さん勝ち気十分だった、衆議員の解散総選挙は、負けてしまうよ。何かマスコミや国民に向けて花火をを打ち上げなきゃー。

 その点、アメリカ大統領選は、あの手この手でネガティブキャンペーも含めて演出が上手い。

 雑誌で読んだが、中国の留学生が日本の街頭演説を見て聞いた後、尋ねたそうだ。「あの人たちは何をしているんですか?」と。「中国ではやらないの?」と聞き返すと「候補者が個別訪問して××を配ります。それで誰に入れるか決めます」と。さらに「全国人民代表者は世襲制だから選挙はありません」との答えだったそうだ。

 それが、事実だとしたら日本はアメリカのごとくお金がかからず、中国より民主的で「世界の理想国的な選挙」実施しているとは、言えないだろうか!?

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4 コメント

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最近のニュース (ボンドおじさん)
2008-09-05 17:43:38
はいけい 小父さんへ

はじめまして!

政治とは他人の憎悪を理解する能力なんだよ。この世を動かしている百千百万の憎悪の歯車を利用して、それで世間を動かすことなんだよ!

感動の言葉をありがとう!

今の政治家はこの憎悪をうまく利用していないのですね!

けいぐ
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ボンドおじさんへ (小父さん)
2008-09-05 20:09:06
コメント有難うございます。

格調高い引用文は、毎日新聞の転載であり、三島由紀夫「鹿鳴館」の抜粋のようですね。

小生はとてもこんな言葉を吐けませんのでそれだけお断りしておきます。
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話題作り (wood)
2008-09-05 20:44:45
ゾロゾロ自民党総裁選に出馬してますが
これは自民党の話題づくりの一環でやってるのじゃないでしょうかね

今までこのような事はなかったですね
民主党も戦略を考えないと折角のチャンスを逃しそうですね
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woodさんへ (小父さん)
2008-09-06 11:25:36
本当にwoodさんのいうような感じになってきましたね。

しかし、飯塚山笠にも乗った麻生氏の大本命はかたいでしょう。大穴が出てくるか?たぶん、みんな次期をねらっての布石だと思いますが。
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