ストーリー
ハンフリー・ボガートにも憧れる自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、とっさに車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、約束の金を受け取るためにトルマチョフを訪ねるが・・・。そうこうする内に刑事の尾行が。まんまと撒いたミシェルは、シャンゼリア通りでニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(ジーン・セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で2人は南仏の海岸で知り合っていた。新聞記者志望のパトリシアは新聞記事に載った「警察官殺し逃走犯」ミシェルのことを知った後、刑事が彼女のところまで事情聴取に来て次第に追い詰められていく。~映画PRから抜粋
左は毎日新聞2ページを使った宝島社の大広告これを見た時は嬉しかったね。3年9ヶ月前だ
この映画、2度目なんだが、初めて観た時は犯罪ドラマでなにか違和感があったが、今日はベルモンド氏を偲んで(9月6日88歳没)神妙にかつ娯楽的に観ていた。そうだ、アラン・ドロンとジャン・ギャバンの『地下室のメロディー』も強奪した大金をみすみす失ってしまうものだったね。『ボルサリーノ』というベルモンドとドロン共演の映画も観たくなった!
映画をぼーっと観ながら40歳で亡くなった松田優作氏もこんな雰囲気の作品を観た気がする。ベルモンドの真似をしていたのか?なんて言ったら優作ファンに叱られるね。ああ、もうひとつ!ご婦人のセシルカットってよく聞いていたが、このジーン・セバーグの髪型をそう呼ぶんだってね(欧米ではピクシー・カット)。いろいろ学ぶ(笑)
À bout de souffle 勝手にしやがれDigest
35秒後から字幕がでます。仏語À bout de souffle は、「息切れして、力つきて」の意味だそう。
ハンフリー・ボガートにも憧れる自動車泥棒の常習犯ミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、とっさに車中にあった拳銃で警官を射殺してしまうミシェル。パリに着いた彼は、約束の金を受け取るためにトルマチョフを訪ねるが・・・。そうこうする内に刑事の尾行が。まんまと撒いたミシェルは、シャンゼリア通りでニューヨーク・ヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(ジーン・セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で2人は南仏の海岸で知り合っていた。新聞記者志望のパトリシアは新聞記事に載った「警察官殺し逃走犯」ミシェルのことを知った後、刑事が彼女のところまで事情聴取に来て次第に追い詰められていく。~映画PRから抜粋
左は毎日新聞2ページを使った宝島社の大広告これを見た時は嬉しかったね。3年9ヶ月前だ
この映画、2度目なんだが、初めて観た時は犯罪ドラマでなにか違和感があったが、今日はベルモンド氏を偲んで(9月6日88歳没)神妙にかつ娯楽的に観ていた。そうだ、アラン・ドロンとジャン・ギャバンの『地下室のメロディー』も強奪した大金をみすみす失ってしまうものだったね。『ボルサリーノ』というベルモンドとドロン共演の映画も観たくなった!
映画をぼーっと観ながら40歳で亡くなった松田優作氏もこんな雰囲気の作品を観た気がする。ベルモンドの真似をしていたのか?なんて言ったら優作ファンに叱られるね。ああ、もうひとつ!ご婦人のセシルカットってよく聞いていたが、このジーン・セバーグの髪型をそう呼ぶんだってね(欧米ではピクシー・カット)。いろいろ学ぶ(笑)
35秒後から字幕がでます。仏語À bout de souffle は、「息切れして、力つきて」の意味だそう。
ボルサリーノは当時中1映画館で観ました。
そしてドロンだけ出演の続編も観ました。(ベルモンドは確か遺影のフォトのみ)
勝手にしやがれって邦題も良いですね。
何時も応援ありがとうございます。
脳内に沢田研二の歌が流れてます(笑)。
そんな何本も見たわけじゃありませんが、ゴダールよりもトリュフォーの方が好きでしたが、「勝手にしやがれ」はゴダールの代表作なのでしょう。
主人公のミシェルがハンフリー・ボガートに憧れとありましたが、当時、フランスではハワード・ホークスの映画が好まれていたらしく、おそらく「三つ数えろ」のようなフィルムノワールをお手本にしていたのでしょう。たしかトリュフォーの映画の中にもハワード・ホークスの映画脚本がチラッと映っていた記憶があります。われわれの青春時代60年代はすっかり遠い昔になってしまいました。
そうだったんですか!(笑)、全く知りませんでした。
>ボルサリーノは当時中1映画館で観ました。
うやー、かなりの映画少年だったんですね。
>そしてドロンだけ出演の続編も観ました。・・・
フランス通ですね。
>勝手にしやがれって邦題も良いですね。
昔の映画ってたいがい映画全体を掴んだ上手い邦題を付けていますよね。
そうですか!
>沢田研二の歌が流れてます
作詞家 阿久悠氏はタイトルとともにこの映画のテーマを書き下ろしたようです。
この作品で監督がヌーヴェルヴァーグの旗手となったのは読んでいましたが、アメリカン・ニューシネマ(代表作品には『俺たちに明日はない』『イージー・ライダー』などがある)などへの多大な影響を与えたところまでは知りませんでした。
>ベルモンドの死で・・・
そういうことなんですね。
>トリュフォーの方が好きでしたが、
フランソワ・トリュフォーって俳優、脚本、監督のすべてをやっているんですね。
作品も知らないものばかりの気がしますが、 カトリーヌ・ドヌーヴの『終電車』は観た気がします。
ハワード・ホークスの作品で知っているのは『赤い河』、『紳士は金髪がお好き』、『リオ・ブラボー』、『エル・ドラド』くらいでしょうか?
しかし貴兄の造詣の深さには相変わらず圧倒されるばかりです(汗)
>われわれの青春時代60年代は・・・
はっはっは、私は一体何をしていたんだろう?
坂本九?ビートルズ?その時代は映画は観ていないでっすね~。