2000年12月30日、午後11時頃から翌31日、未明にかけて、東京都世田谷区で一家4人が殺害さ
れた事件は、未だに未解決ですが、幾日か前に、新聞に以下の広告が掲載されていました。文言が余り
に衝撃的に感じられましたので、新聞から切り取ってノートに保存いたしました。イラストも凄くて恐い。
『 人は光の中だけでは生きてゆけない。光はいつか影に飲み込まれてゆく。
光の中の日常、光の中の愛、光の中の幸福は永遠ではない。
在日活動家、宋義哲。彼の祖国民主化への思いを黒いゆりかごが殺意へと
変えてゆく。心の闇と歴史の闇が重なったとき、死への疾走が始まる 』
かなり大きな広告でしたので、どうしてだれも重要な資料として取り上げようとしなかったのか、今も疑問
に思います。しかし、この新聞広告で事件の動機は、「仮解明」されていると考えます。西暦2000年は
ウインドウズミレニアムが、9月23日(日本語版)に発売された20世紀最後の暗く不安な一年でした。