その時は、パーフェクトな設定であると確認まで出来たとしても、歳月人を待たず、月日とともに
流されてしまう。それを、ブルーシートで覆い隠すマスコミも飽きられてしまう。相当、日本の政治は
日本人から価値を失わせたのである。「ちゃらい」とは、昔からの日本語の俗語で、意味は、「軽薄で、
浮ついているさま」であるが、ちゃらい世の中にされたのでは、だれも、生きている意味がつかめなく
なってしまう。所詮、短期記憶の人生でしかないにしても、歴史をたどり、政治がこれ以上、国民を
「ちゃらかす」ことは防がなければならないと決意を固める。とち狂ってしまった日本の現状を憂う。
「民は之に由らしむべし之を知らしむべからず」論語のこの精神だけは戦後も引き継がれ悪弊を生んだ。
21世紀に至り、世界は、前世紀に受けたダメージに由る不気味な衰退を引きずりながら時を刻むも、
何故か、今、トーマス ジェファーソン(1743~1826)の言葉が新しい。『最も穏健な政府が最良で
ある。何故なら、人民が自ら律するからである』 原文は、「 That government is best which governs
least, because its people discipline themselves.」