2000年7月、文部科学省所管の財団法人「日本青少年研究所」が東京・ソウル・ニューヨーク・パリの
中学2年生と高校2年生に該当する男女3700人を対象に意識調査を実施しました。自分・家庭・学校・
余暇・友達・社会の六項目について、各項目で満足度が一番高かったのは、ニューヨークの若者で満足
度(89-72%)、最も低かったのは、東京の若者で満足度(54-9%)、21世紀は希望に満ちた社会
になるかとの質問には、そう思うと答えたのは、ニューヨーク86%、ソウル70%、パリ64%、東京34%
東京の若者は、極めて悲観的な未来予測をしていることが判った。人生の目標については、最も多かっ
たのは、ソウルと東京で、「人生を楽しんで生きる」ニューヨークは、「地位や名誉を獲得する」パリは、
「円満な家庭を築く」だった。
PS:あとがき
今の時代のさまざまな異変について、日本のインターネットに日記形式のブログとして投稿した記事を絵文字
の本としてまとめてみました。今の世の中は何か変だな。利便性は優れてきているが殺伐としている。地球
環境はどうなってしまうのだろうか。漠然とした将来不安を抱えている人も世界には多いことでしょう。記事
については、西欧文明から観た日本文明と真実性の原則、透明性の原則等のスタイルに心がけました。思え
ば、第二次世界大戦敗戦後の日本は、非常にずるく汚い新憲法の公布により羊は捨てる、山羊は拾うほどの
混乱状況に陥りました。その結果20世紀の戦争による災禍とは異なるより深刻な災害が地球規模で発生しま
した。連綿と打ち続いてきた人類の歴史と文明に対して計画的な変更が行われた事実について、後の世の中の
人々のためにも詳細な記録を残して置く必要があると私は考えました。どのような時代にあっても、人々には
清らかな安心立命が与えられていました。そして、今まさに大変な危機に直面しています。その正体は何か。
歯根のない歯はありえない。杭打ち工事が行われていない高層ビルやマンションはすぐにでも崩壊します。
歴史とは、西欧文明にあっては、神の記録。仏教文明にあっては、仏さまの記録。それゆえ、憲法は歴史の
事実や真実に基づくべきであり、そうではない場合、人類は存亡の危機に直面し、隠蔽工作が蔓延るに至る。
例えて言うなれば、歴史は石英であり、憲法は石英の結晶であるアメジストやヒマラヤ水晶等の宝石である。
黒幕は誰か。日本のアニメ作家で世界的に有名な宮崎駿監督は次のように語っています。「歴史を持たない人
間、過去を忘れた民族はカゲロウのように消える」草木すべてに根があります。歴史という根を持たない憲法
は災害の発生源になるのです。戦争を忘れることにより、戦争責任と戦争犯罪を赦す。その結果を国が失われ
ていく過程として、多くの日本人は常日頃、観察しています。救国についてそれからの大胆な展開が望まれます。