あれ?雨降ってますね。月曜日。
トラックのホロ上げてきたから、今頃荷台はびしょ濡れでしょうね……。
まあいいや……。
ところで、
明日火曜日、庭ンピングをやろうと思っているのですが、
当初は私も、
息子と一緒にテントの中で、野球盤やトランプでもやりながら、
酒でも飲んでぼんやりしてればいいのだろう
ぐらいに思っていたのですが……。
「父ちゃん遊ぼう!父ちゃん遊ぼう!」と。
昨日一日、息子の姿を見るに、
息子が日々、すごく時間を持て余しているのに気付きました。
意外と深刻だなと思いました。
宿題は毎日やってます。自由課題もやってます。野球の研究ばかりだけど……。
それが終わるとゲームをやってもいい事になってるんですが、
時間は午前に40分、午後に40分と決められていて、
あとの時間は野球の本を読んだり、庭で素振りをしたりしてますが、
いかにも退屈そうにしています。
そうか、この二か月間、息子はこんなに毎日時間を持て余しているのか……。
と思ったわけです。
ここで昭和の親父なら、
「時間があったら勉強せい!家の手伝いをしろ!」
なんてことを言って子供の都合に全く理解を示さず、
『子供は親父の背中を見て育つ』
なんてデタラメをほざいては、自分がプチネグレクトである事にも気が付かず、
子供のストレス解消の出口を完全に塞いでおいて、
あるいは……、厳しすぎる父親であったかもしれない。
しかしこれこそが、本当の父の優しさよ。
殴られた後の、頬がほんのり温かいだろう?
そうだ、それが、父の愛だ!
なんて噴飯モノな事を言っては結局、自分だけ家事もやらず、酒ばかり飲んで、
自分一人だけG.W.を満喫して、
アルジは、大黒柱は、
ホントに、大変だなぁ~。
などと目を細めては、大満足。
しかし私は平成の、令和の父親なので
こんなバカな事は考えません。
子供だからと言って、二か月近く、ろくに外でも遊べずじゃあ......、
それで毎日switchばかりやって、もはや親父はまったく歯が立たないぐらい上達したはいいけれど......、
目も心配だし、何より心配なのは心のケア。
子供は集中力も吸収力も私とは段違い。
そのぶん、なにかにのめり込みやすい。
ブレーキが効かなくなりやすい。それだけに、
心にストレスを貯めないように、
親が気を付けてやらなければいけない。
しかしいいアイディアがなくて、仕方なしに妻と三人で
『神経衰弱』をやったんですね。トランプで。
しかし……、
私は稀代のトランプ音痴で、出来るゲームと言えばババ抜きと神経衰弱ぐらいで、
家族がそれに合わせてくれた形です。
皆さんご存じの通り、神経衰弱と言えば、
トランプゲーム界で一二を争う地味なゲーム。しかもゲーム中盤でほぼ勝ち負けが見えてしまう、
盛り上がりに欠けるゲーム。
みると息子も、宿題をやるのと変わらない表情で黙々とカードを捲ってる。
なんとか、これに手を加えて、エキサイティングなゲームに変容できないモノか……。
名付けて『超・神経衰弱』!!
まずは予備のカード、だいたい一枚入ってますよね。あれを使う。
このカードがのちにスーパーブラックカードになります。
まずはフツーに神経衰弱を始めるわけですが……、
ババが出た時、
見事に二枚、ババを合わせれば、他の札同様にセーフ。
その時、「超 -神経衰弱」では、
例の予備のカードを一枚入れて、残ったカードと一緒にシャッフルします。
スーパーブラックカード投入!
場所がわからなくなるようにね。ぐしゃぐしゃに混ぜます。 ゲーム続行。
もし二枚目にババが合わなければ、出たババは表のままでゲーム続行。
スーパーブラックカードは入れません。
そして次にもう一枚のババが出た時点で、
出したプレーヤーは、持ちカード全て次のプレーヤーに献上しなければならない。
そして、二枚のババを含め、また残ったカードをシャッフル。ゲーム続行。
カードが減るにつれて、ババが出る確率は上がる。
逃れるにはもう二枚のババを合わせるしかない。
そして、運よくババを合わせて難を逃れても、
ババがなくなったと同時に、そう、あの、
予備のカード、スーパーブラックカードが投入される。ゲーム再開。
スーパーブラックカードを引いた時点で、
引いたプレーヤーは問答無用。
すべてのカードを次のプレーヤーに献上しなければならない。
最後に一枚、スーパーブラックカードを残す以外、勝ち目はない。
一度やってみて。意外と盛り上がります。
じゃあ、今日も一日、はんなりと、
御安全に。
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