皆様、残暑お見舞い申し上げます。
お盆休みで皆様は帰省やレジャーなどで大忙しかもしれませんね。私も海の撮影に忙しかったです。w
今回は臨海浦に再度訪問し、夏の臨海浦はどのようになっているのか見に行ってきました。
奈良を出発したのは朝の4時半。これは現地がお盆でとんでもない混雑が予想されることから人と同じような時間に行動しては色々なトラブルや面倒に巻き込まれるという自分の強い経験則からなるものなのでした。
それでも阪和高速道路は7時には湯浅~広川周辺はすでにやや渋滞気味40km程度のノロノロ。おまけに印南から 南部(みなべ) で事故が発生しこれで完全な渋滞で10kmのノロノロ 約30分程度はロスしました。
まったく人出の多い時にはろくなことがないのです。こんどはいないところで行ってみます。
(白良浜横の権現崎と同じような見事なサンゴ群落が(本来群落という言葉は植物に使われるらしい)・こちらは浅瀬もあるので緊急の時回避には助かります。)
(前回は海藻が多かったので目につかなかったのか今回はハナヤサイサンゴを数個見つけました。採取は厳禁です。)
臨海浦には海の家がいくつかあり多くはバンガローを貸し出しておられるところもあります。今回は撮影場所の真ん前「臨海ヴィラ」さんの駐車場をお世話になりましたが8時半の到着時にはほぼ満車。2台程度は入れるのがやっとというありさま。(これで以後もうお盆は訪問しないことに決定!人多すぎ!)
(臨海浦はフウライチヨウなどの白系が皆無。チョウチョウウオは見たのはナミチヨウだけ。想像ですがこれは黒潮の貧栄養水で餌がなくてよりつかないんだと思います。そのためこのように数種類の異なる魚たちが餌を求めてうろうろしているのでは?)
海岸は人が白良浜より少ないですがリピータと思える家族づれが多かったです。しかし多くの家族は小さな子供さんの世話やスイカ割りなどのリクレーションを楽しむ人が多く私のようにサンゴを撮影するとというような変わり者は・・・いなかった。(笑)
(魚を採集したければ・・御坊、印南、串本の方が良いというのが私の結論。白浜は大阪から2時間でこれる和歌山の沖縄。w 串本はとにかく遠いからねぇ・・。これも想像ですがレア種類がいてもさっさと採集のプロが見つけて夜磯採集などでかっさらってしまっているのですよ。wだから採集家にとってどうでもよいような上の画像のような魚が残る。君たち良かったね。w)
4-5月かに訪問した時は海藻が多かったですが、ほとんど海藻が浮き上がって海底は岩とサンゴだけでした。また、沖の方にはもっとすごい群落があるようなのですが・・水上ジェットスキーの暴漢どもが疾走していて危ない。(過去に巻き込まれて死亡事故もあります)潜っていると ゴゴゴゴゴ とすごい音が近づいてくるので見上げると10m先にジェットスキーが横切るというありさま。相手方にとってこんな沖で泳ぎやがってと思っているのでしょうが無謀なジェットスキーは沖合1km程度のところ限定で走らせてしてほしい。海上保安庁は取り締まってほしい。今度田辺の海上保安庁に写真と共に知らせます。
サンゴの種類はよく見ると結構多いのですが、円月島の方がスギ系などのサンゴも多いので美しいかもしれません。
サンゴイソギンチャク見つけました。たった1個だけでした。w
臨海浦のサンゴ群落は権現崎とならんで美しく、大潮の干潮時にはかなり潮が引きますので岩のウニさえ気をつければシュノーケリングは楽しめると思います。サンゴの色は褐色ですのでそれがイマイチの人は串本や沖縄にお出かけされた方が良いと思います