出来の悪いスキマー シークロン100! なにが世界から絶賛だ!あんなもの作りやがって!実力はプリズム以下!アワがあがらない!汚れが取れない!費用対効果ゼロ!折角改造インペラがヤフオクで売っていたのをメーカーがケチつけやがって!
まぁ・・・ならべるとこれほどコケオロシの酷いスキマーや器具は近年見当たらないほどの駄作であったことは・・・確か。しかしスキャンダラスな話題を提供してスキマーの話題を盛り上げてくれたことも確か。TV俳優で言えば 見かけの割に実力のない奴 w
しかし、アホな子ほどかわいい というじゃありませんか。折角買ったのだから冷静に考察し、その弱点やらを穴埋めし、ひょっとしたら絶賛のHSシリーズやバケットなどに勝るほどに劣らない製品だったかもと再評価がうけられるようにじっくり見てみませんか?
さて、上の画像は買ったときのオリジナル。パッケージはその気にさせるパッケージでプリズムよりもスリムでスキマーという感じでした。ポンプもMP1200搭載でマグネットポンプでは最強の部類で毎分20リッターを吸い上げる実力の持ち主でした。しかし問題はそポンプのインぺラ。たった5枚の羽で水をはたきエアーを送り込むという技に限界があったのでした。アワがこまやかに出ない、泡が立たない、水ばかり大量に流れるという現象でした。また空気を送り込む調整が難しく日によってその調整を変えないと泡の出が悪くなるという悩ましい側面もありました。
ヤフーで販売していたと言われる改造インペラはニードル式でこまかなアワをはたきこむすぐれものでしたがナプコ社がそのインペラの販売にクレームをつけ販売禁止となったのでした。これがユーザーの激怒をかってナプコ社の評価は下がったかも。(さっさと自分ところで製作したのを販売すればもっともうかったのにアホ!)
そこでユーザーの間で頭を悩め海外のユーザーが考案した回答が上の写真にあるようなプロペラを裁断し推進力は犠牲にするものの細かいアワが出るというもので現在私はこれを使用しておりそこそこの感触を得ています。
これがプロペラ三分の一裁断のインペラの結果です。オリジナルよりはアワがこまやかになり20~30%程度ほどアワが増しましたが水中ポンプに負荷がかかるので温度上昇が見られ夏には2度
程度上昇しますので取り外し、補助器のプリズムに交換する始末でした。夏に水槽クーラーがなければ確実に水温は30℃を越えるのです。
しかし、良く考えてみると そこそこの結果は見ていますが、エアーの注入の絶対量は少なくHSシリーズやプリズムのようにアワがぎっしりというわけでないのでエアー量に限界があります。またエアーを大量に送り込むとポンプが即刻停止してしまいます。つまりMP1200から送り込まれるエアー量には限界があるのです。ということは・・・もしかしたら・・
・ウッドストーンのベルリンエアリフトの方がアワの量が多く、スキミング力が大きいかも!という驚愕の推測の結論に!
上の文字合成画像はウッドストーンでアシストした時の画像です。エアーがぎっしり送り込まれデトリタスの巻き上げも見違えるようなものになりました。おおよそのですが私の改造インペラで送り込まれるエアーの量の5倍はあると思います。(改造インペラのエアーの量はポコポコ♪程度ですがウッドストーンの強制注入ではゴボ!ゴボ!で極めて多いのです)
流量水量は
落ちないのでこの方がスキマーの実力としては格段上でおそらくHSシリーズにも勝るとも劣らない実力を発揮したと思います。
さて、ナプコ社がシークロンの弱点をおぎなうべく改良したスキマーがスキム400ですが、スタイリッシュで価格も高くなく実物を見た時は欲しいと思ったものです。しかしケチをつけるわけでないのですが水量循環とエアーの注入量に限界があるので細かいアワがでてシークロンよりは良いけど、かといって絶対実力はさほど変わらないのでは?という推測です。
どことはいいませんがなかなか汚れがとれないとのレポートもあるようです。私はスキムの黒い蛇腹のホースが汚物処理のバキュームカーのホースを連想してイヤです。笑
こちらはBP1200ポンプでシークロンのMP1200とさほど変わらないパワーです。これはBP1700の方が良いかもしれません。
てなことで・・・私のシークロンは アホなコでしたが 優等生になり 「海の叉三郎」などと命名され 海道達磨 や河童さん に後塵を浴びせているのです。笑