海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

一体これは?

2010-05-01 21:07:27 | 飼育器具評価
アンモニアの計測をひさびさ行なって0.25と出て、腰を抜かした私。

しかし、以下のようなことで さらに腰を抜かした 私です。まぁ、聞いてください。

私の水槽でアンモニアは0.25はありえないと思ったので 開封してかなり時間が経過した
水質キットの老化と思い 新しいものを購入し計測しなおしたのです。

すると・・・(画像でよくみてください)


1、古いもののキット と 新しく購入したキットの比色紙の色の段階があきらかにちがう!

2、古いキットと新しいキットで再度水をとって計測すると...古い方はあいかわらず0.25ですが 新しいほうは ほぼ ゼロ


一体どちらがただしいの?て言いたくなります。REDSEAに説明を求めています。

たかだか0.1ppmの差でといいたくなりますがその0.1ppmのために諸兄や私も色々な手をつくし高い器具を購入しているのですから本当にいい加減な対応では困るのです。

アンモニアは海洋生物の悪魔。それを理解していない水質キットなどはただの色水にしかすぎません。


シークロン優等生改造計画5 海の又三郎その後

2010-04-17 21:22:26 | 飼育器具評価
サンキュー フォー 2chねる。

2ちゃんねるのプロテインスキマーのスレを見ていますとどなたかが親切に海外のサイトでインペラーを改造してスキミング能力をUPさせているという指摘がありのぞいてみて・・・早速ウチでもやってみました。その方には御礼申し上げます。

シークロンのポンプはMP1200でMP・MJシリーズでは最高の出力であったと思います。60サイクル地域で毎分1100Lの水量をUPします。しかし、オリジナルのシークロンの泡の出はお世辞にも良いとはいいがたく、その欠点を補うべく泡の出の良い改造インペラーをどこかのメーカーが製作して出すとクレームがつきその幻のインペラーは入手できなくなってしまいました。

シークロンの愛用者はしかたなく私のようにエアーでアシストしたり他の泡の出の良いポンプをパイプで接続したりと涙ぐましい努力と忍耐が必要という・・・奇妙まれに見るユーザー泣かせの珍品スキマーとあいなったのでした。

そこで今回は画像のようにインペラーをうまく改造して細かいアワが出るようにしました。
結果ですが・・・アワは2倍以上にはならなかったけど20~30%は増量したように思えます。




やりかたですが

羽の部分を3分の1に立てに切ります。全部きってしまったらダメですよ。
そしてそれぞれの羽を慎重にねじります。羽の材質は強化ゴムのような材質なのでポキと折れませんので慎重に大き目のカッターできれば切れます。海外のサイトでは羽の部分を4分の1にしていましたが一寸これは怖いので3分の1にとどめています。

(モーターへの負荷は正直わかりませんので する しない はご自身のご判断で。
事故責任はもてませんのであしからず。)


効果はこれにて確認ね。(エアーバルブの調整絞りは一定として比較しています。)↓
 






メタハラの威力

2010-03-22 15:53:11 | 飼育器具評価
スグトケル かわいそうなミドリイシちゃんも見殺しにできないので光をUPすることに。

メタハラ購入です。

いよいよ、メタハラ150W?とたいがいの方は仰せでしょうが・・・150wもの電気が1日10時間ながれると月に600円~700円の電気代かかります。年間で7200円もの電気代なんか
水槽の照明だけに使いたくない!。そこで24wのネオビームを購入しましたが、これって
1年ぐらいしかもたないらしいですね。それ以上は暗くなるとショップのにいちゃん
いっていました。球だけ交換はできないので2年も使えばお払い箱でしょう。

ランニングコストを計算すると

ネオビーム器具約15000円+電気代年間約1200円=年間トータルコスト16200円 2年で17400円

150wメタハラ器具30000円程度+電気代年間7200=年間トータルコスト37200円 2年で44200円


150wメタハラはたしかに威力はあるけれどネオビームの2倍以上のランニングコストが。 2年も経過するとまたいろいろな照明器具が進化しているでしょうから。一応これぐらいということで。

しかし・・・メタハラの光量はたしかにダントツです。

ミドリイシにメタハラ直撃はよくないともいろいろな文献にかかれていますが見る限り
ポリプもいきいきしてよさそうです。
水槽の感じもかなりかわりましたよ。 



補足:ウチは2本の水槽で器具一式、冬場のヒーター250w使用換算でみると水槽に要する冬の電気代は大体月に2000円弱です。ヒーターがなくなると俄然楽!6~9月の3ヶ月はこんどはクーラーでテトラCR3の150wですが月500円程度かな?夏は1500円程度です。これが大型水槽でメタハラ150wを4個とか6個なんてなると・・・電気代で破産しちゃうよ。地球にやさしくこんなところも小型水槽のメリットなんですよ。ww

こうしてみると

2010-03-20 21:34:22 | 飼育器具評価
ああでもない、こうでもないとバクテリアや添加剤など買いまくってんじゃん!


なんというか結構な値段なものもありますなぁ。その筆頭が今は使っていないAZ-NO3。砂糖などに比べてリスクは低いとされていますがなんせ値段が一体何をかんがえているんだかてほど高価。明らかに砂糖はいってんだけどね。あれをつかうならウオッカがおすすめ。

バクテリアですがREDSEAのを使っていましたがいまはバイオコム21・78です。どちらも効いているのかわからないですが安定した水になっているので効いているのでしょう。笑 バイオコムさんに聞きましたが脱窒菌の21の方は増殖スピードが大変速いそうです。78の方は時間がかかるとのこと。REDSEAのPROTO BACは脱窒菌らしいですが有機物を分解するらしいです。


サンゴの添加剤はアラゴミルクで統一することに。微量元素が含まれている上、あれやこれやと添加剤を買わなくてすみそうだから。REDSEAの海草の栄養 GREENは安いし、海草をとけさせないので重宝しています。

吸着剤は使いたくないけどROWAを。PO4の対策でNEWです。




コラリアとトイレクリーナー優秀

2010-03-11 21:26:17 | 飼育器具評価
水流を起こす器具の ハイドール社のコラリア は優秀です。同じハイドールでも水流を回転しながら攪拌するあの器具は駄作ですが。コラリアは3000円程度でしたがこれは購入してよかった器具です。


コラリアは毎分10L以上の太く強い水流を起こし水槽をかき回している感じ。おかげで淀みがほとんどなくなりました。おまけに水面近くの油膜を巻き込んで消去してしまいますのでこれもまた優秀な点です。

45cm水槽のウチの場合コラリアとハイドールのクリスタルフィルターで水流を起こしていますので強烈。おまけにプリズムとエーハイムは稼動させていますのでさらに強烈。

それで平和が保たれているでしょうナ。

さて、そんな水槽ですが苔は生えてきます。それもミドリの奴。これがなかなか頑固なので買ってきたのが トイレクリーナー 。このクリーナーはたった100円ですが 頑固な汚れを強烈に落とすすぐれものです。アルミスポンジをコーティングしているので頑固なよごれを落とすのに最適。

よかったら皆様も買ってみては?




器具の長所と短所 スキマー編

2010-02-09 20:33:34 | 飼育器具評価
大型水槽で飼育してませんので自分の購入した小型水槽のいくつかのスキマーしか評価できません。あしからず。


サンダー100

長所:そこそこ泡を吹き上げてプロテインを除去していた。ベルリンエアリフトに近い性能。
短所:所詮小型スキマー。絶大な威力はない。


ヨウ素スキマー

長所:ヨウ素ボールが入っており、その除菌力とスキマーの二つの利点というが。
短所:ウッドストーンの寿命が短く、二兎を追うものは一兎も得ず。(笑)すべてが中途半端。エア補給にはなるけど。


ベルリンエアリフト60

長所:サンダー100と同じような威力。ちょっとそれよりましかなという程度。
短所:その筒の長さといい大きさといい景観をそこなうことこのうえない。スキマーの形がクールという人にはいいかもしれないが。30cmで使用していたが水槽のスペースの20%程度このスキマーが陣取って邪魔だった。


プリズム

長所:外掛式で効率の良い泡の吹き上げを得る。あきらかにモータースキマーは威力絶大。
短所:音がシャカシャカうるさい。組み立て時にしっかり組みたてておかないと水漏れ事件が大発生。


シークロン100

長所:ほとんどない。実力はプリズム以下。しかしエアウッドストーンで吹き上げると見違えるような強力スキマーに変身する。
短所:短所がおおすぎ。あんなものよく作ったなという感じ。



器具の長所と短所 フィルター編

2010-02-08 20:26:34 | 飼育器具評価
今まで膨大な投資?で色々な器具を使ってきましたがその長所と短所を歴史的に紐解いてみたいとおもいます。

<フィルター>

1960年代  ・・・上部濾過の黎明期。ほとんどが底面濾過方式にたよっていた。

サイレントクイックフィルター(五十鈴社)

長所:当時としては画期的。扇形の濾過層を持ちその濾過層に長細いモーターポンプが格納されているという特殊な構造。毎分10Lの水を循環できた。
短所:濾過層が大きくない。モーターポンプの揚水高は1mもないので非力。当時で5000円ほどした。

1970年代 ・・・レイシー社を皮切りに上部濾過がブームに

レイシー上部フィルター(レイシー社)

長所:毎分12Lの強力ポンプ付きで上部フィルターとしてデビュー。濾過層も広く上部のウールを交換すればかなり濾過能力は高かった。
短所:上部フィルターなので蛍光灯は前置き。モーターシャフトが錆びた。


1980年代 ・・・マグネット式水中ポンプが出始め。ただしまだ底面濾過や上部濾過が中心であった。

ニッソー水中ポンプ付き底面濾過(ニッソー社)

長所:毎分10Lの水中ポンプ付き。底面濾過専用。底面濾過のメリットを拡張して強力型に。
短所:底面濾過の悪い部分をひきずる。

1990年代~ 外掛け式フィルター、外部式フィルター、オーバーフロー式など次々と出現。

テトラ外掛けフィルター(テトラ社)

長所:専用フィルターパックで簡単濾過。
短所:フィルターパックは汚れやすい。フィルターパックで長期的にずっとお金を巻き上げる魂胆   が見え見え。ウール中心の濾過であり、バクテリア増殖ロ材などは基本的に入れられない。

テトラ外部式フィルター(テトラ社)

長所:呼び水がホースを吸い込むのでなく手動のポンプがついていて楽。60センチ用で13L程度の流水量がありこれは比較的強力。
短所:バックルからいきなり水漏れがした。呼び水ポンプが上手く作動しないこともある。


エーハイム外部式フィルター

長所:とても運転が静か。濾過能力に優れる。エーハイム500で毎分約8.5Lの水量を濾過。 
短所:呼び水はホースで口から吸い込むのでへまをすると汚い水が口の中へ。(笑)値段がやたら高い。   


シークロン優等生改造計画4 海の又三郎その後

2010-01-23 11:39:14 | 飼育器具評価
30cmの方のシークロン改は順調です。せっせとプロテインを吹き上げ、デトリタスを除去しています。

さてエアーの量なんですが写真はエアウッドのアシストをとめた状態です。

おや?こうしてみると結構アワがでてるじゃん。というか良く見ると ウッドストンがアワの出口を一部遮断してアワがすこしばかり滞留するからのようなんですが結構こまかいアワが出て、いい感じ。そのままでも結構使えるかもと思いなおし?

トーネードモーションのオリジナルは竜巻状のトーネードモーションの力でアワを上部へ急上昇させデトリタスを吹き上げるのですがその力とアワのバランスが支離滅裂です。折角の細かいアワがトーネードモーションによって還元され大きなアワに逆戻りになって上部に掻き消えることも日常茶飯事でした。結局、アワを吹き上げる力が結構強くデトリタスもかき回し結局アワに汚れがつかず水はまた逆戻りなのでは?と思います。

しからば、たまたまウッドストーンがアワの出口をシャットアウトしてアワが穏やかに滞留した方がもしかしたらアワが汚れを自然に上昇させることになるとも思えます。これも一つの対処方法になるかもしれませんので書き留めておきます。

とはいうものの、エアウッドストーンで強制注入したシークロンは超強力で30cmの水質は上々です。





テトラかエーハイムか2

2010-01-23 11:18:35 | 飼育器具評価
水漏れ対策の色々です。30cmの方にもEX75が稼動していますのでこれがいつ水漏れするか怖くもあり・・・。エーハイムはガラス水槽にマウントしました。40リッター程度の容量がありますので万一全部水がこぼれてもがっちりガードします。



30cmの方も一応バケツに格納しましたがちょっとこれは不安なものが。

テトラかエーハイムか

2010-01-21 13:33:38 | 飼育器具評価
私は器具のことをブログにあまり書かないのはたいていの場合カタログに色々押し出し文句が書かれている割には実際使ってみるとおしなべて技術力が均衡しておりそう大差がないので書かない場合が多いのですが・・・・書くときは 文句のあるときと思います。

そうです。文句いいます。テトラEX75がやってくれたんです。いきなりの水漏れ。

バックルの隙間からポタポタと家内が気づいたときはもう水槽の水が30%なくなっていました。
そして水じゅうたんに吸い込まれビシャビシャ。朝から大慌てでした。たまたま会社が休みだったことが幸いしましたが。

テトラ社の製品ははなにかと波紋を呼び起こすことが多いのですが個人的にはその価格も手ごろで信頼性があり気に入っただけに残念でした。

バックルの隙間にOリングがあるのですが別段それが老朽化し破損しているわけでないのですがどこの隙間かわかりませんが水が合間をぬってポタポタを引き起こしていました。なるほど水漏れを起こしたEXの中は相当な量のデトリタスがたまっていましたが、かりに目詰まりをおこしたからといって水漏れするような製品は失格と思います。


実はこのポンプを購入するときに某ショップのコメントに時々「テトラはバックルから水漏れがすることもある。その点ではエーハイムをすすめます。」というコメントをもらっていました。
当時はエーハイム500の出力とEX75を見た限りではややEXの方が大きいのでそれに軍配を上げましたが、いまとなってはミスチョイスだったかもしれません。
ろ過能力についても他の某ショップの店員さんのコメントでは「エーハイムの方が優れており、とくに水の澄み切り具合が違う」と言っていましたがこれは使用してみるとそう大差はないようでしたが。

家にはこのEX75が3台ありエーハイム500が2台ありますので急遽エーハイムに交換しました。エーハイムは息子が2年間淡水水槽でピラニアを飼っていた時に順調に活躍していましたのでその実績を見たうえでの交換です。

だから私が「エーハイムだったでしょう」と言われる前に、メーカーは「テトラにしてやはり良かった」といわれるよう努力すべきでしょう。

スキマーの威力

2010-01-01 09:26:41 | 飼育器具評価
30㎝水槽の方は海の又三郎(シークロンのエアアシスト方式)でかなり強力な内容になっており、水はいつもきれいでオゾンの効果もあって輝きがあります。おもしろいことにNO3の量は45㎝水槽より少なく5mg程度で収まっています。ウオッカメソッドは行っていませんがもともと強力なスキマーでたんぱく質や老廃棄物をどんどん吹き上げて無くしているのでほとんどアンモニアを発生させる余地がないほどです。
シークロンと同じナプコ社の新しいスキマー400とかいう型はシークロンの弱点を改良したものと思え価格も手ごろで購入に興味がありますが現在使っているシークロン改の方はエアーポンプで泡が200%強に増強したものなのでこの方がもしかするとより強力なスキマーになっている可能性があります。

実感としてとにかく強力なスキマーを使用するとNO3がかなり低くなるということでした。


又三郎スキマー 糞ズマリ

2009-12-25 20:46:25 | 飼育器具評価
シークロンスキマー改の「海の又三郎」は快調でしたが、ベンチュリー吸入システムでエアーがチューブの中の塩の塊のためにでなくなりエアーアシストのみになりましたので50%アワが減少しています。それでも立派に役立ってせっせとデトリタスを吹き飛ばしています。

シークロン優等生改造計画3 海の又三郎

2009-11-30 21:54:08 | 飼育器具評価
さて 劣等生 から 鞭をうたれてかなり優秀になったシークロンは 宮沢賢治の小説の「風の又三郎」のごとく りんごをどどどどと吹き飛ばす どころか トーネードモーションで 白点菌 デトリス を泡で巻き上げ 吹きとばしすごいことになっています。

カップの泡は一日で茶色いのが1センチほどたまりました。45cmの方のプリズムはその半分程度で改造シークロンの方が高性能に早変わりしたといえます。
30cmそこそこの水槽ですからそのデトリス巻き上げ効果は想像を越えるものでシークロンのオリジナルもプロペラをニードルに変化させるなどし気合をいれると絶賛されたのではないかと悔やまれます。

改造シークロンは 「又三郎」 と我が家では命名することにしました。


シークロン優等生改造計画2

2009-11-29 17:37:05 | 飼育器具評価
役立たずのシークロンは 出来が悪い!となげいてばかりいてはだめで アホな子 ほどかわいいという愛情をもって 鍛えなおした甲斐があって かなり優等生に変化しました。

補助のウッドストーンは新しいものに変えると泡が2倍にふくらみスキマーの筒一杯に広がりました。MAXIジェットポンプは順調で延長の接続パイプも今のところ不都合はなく
よく働いています。

かなり綺麗な水が循環されて中々良い感じです。シークロンの構造上トーネードモーションという筒の中に巻き上がる竜巻は細い竜巻から太い大竜巻になり白点菌や悪玉バクテリアも吹き飛んでしまう感じです。

さぁ、これからがどうなるかでしょう。

写真はまたUPしますね。

シークロン優等生改造計画

2009-11-29 12:02:08 | 飼育器具評価
できの悪い役立たずシークロンスキマーは、この前はけちょんけちょんにこき下ろしました。しかし9000円もだして買ったのですからつかわなきゃ一寸もったいないと思い直し
ちょっと改造して使用してみました。

シークロンの欠点はいくつかありますが対応策として

①MAXジェットポンプが30cm水槽にはあまりにも大きくドカンと目障りなのをどうすればいいかと思い、底にポンプを置くようにしてパイプはホースで延長しました。接合パイプはおなじく役立たずのHYDERの水流分散パイプに付属していたものを使用しましたのでこれは役立ちました。笑


②泡の出ですがこれはどう考えてみても少し出が悪い。泣く泣くウッドストーンによる
補助エアーを強制注入しますとかなり改善しました。補助エアーはオゾンを通していますので白点菌などをスキマーで広範囲に撃退できる可能性があります。


懸念していたシークロンの細かい泡が水槽内にはいるのはかなり防げたので感じは良くなっています。