(優美な「梶取崎(かんどりさき)」灯台です。海の色と空の色が絶妙)
今年5月に思い付きでふらりと 太地町の「鯨の博物館」をバイクで訪問しましたが、土地勘がないため色々なところを見落としていました。
気候が穏やかで気温も下がってきましたので9月2日に再訪問しました。
当初串本でシュノーケリングをする予定でしたが台風のため断念、その代わりに太地町と那智勝浦町周辺を当地の近辺にお住まいのKさんが案内してくださいました。
奈良市街からは太地町まで往復約400kmはある距離で片道だけでも4時間半はかかる遠方地です。
(昔のいわば灯台のようなものがあった 塔明崎 。海がすざまじく青い海で澄んでおりすばらしかったです。)
太地町と言えば鯨の街です。昔はこの見晴らし台で鯨の到来を監視し、鯨が来れば狼煙をあげて鯨組と言われる漁師たちが一斉に船を繰り出し銛でしとめるという荒業をやってのけているのでした。巨体と人間の格闘でまさに死闘。捕獲が成功すれば 鯨一頭で七浦が潤う と言われるほどの貴重な財源だったのです。
太地町は世界的にも有名。反捕鯨の頭の悪い連中が寄付金集めやネタに街を利用し、その意味では悲劇ともいえるべきことなのですが、日本も暴力行為を働くグループについてはテロ準備防止罪などを適用することでめっきり虫のような連中は来なくなりました。一体政府はなにをしていたのか?もっと早く法整備をすべきだったというのが私の怒りです。
全国の?サーファーが目指してくる浜辺。有名どころらしいです。磯崎という近辺の浜のようです。台風が接近していましたのでサーファーが押し寄せていました。見てみるとうまい人が多かったです。
新しくできた道の駅「たいじ」 。これはきれいな出来立ての道の駅。子供用のトイレも豪華でお母様方にはきっと評価が高いはず。
昼は竜田揚げの定食を賞味しました。ひさびさの竜田揚げでおいしかったです。これで980円は良心的ですね。
最後にちょっと難しい話になりますが、鯨の捕獲についてはイルカ類はIWC(国際捕鯨委員会)の対象になっていません。捕獲は自由です。しかし水産庁はきちんと資源管理をしており絶滅のないように適切な管理を行っています。イルカ類の捕獲はかなり感情的な物が多いのでこれはぜひとも反捕鯨グループは考え方を変えてもらいたいと思います。
また国際捕鯨委員会は 反捕鯨国の圧力で鯨をとるな会議になっているのも異常です。目的は科学委員会(Scientific Commitee)による適切な管理で商業捕鯨は一時期停止(モラトリアム)のままなのです。再開は実現できていませんが加盟国は捕獲が可能な異議申し立ての権利をも有しています。調査捕鯨も条約加盟国に認められている権利(第八条)で日本は調査捕鯨をするかたわらその肉をおいしく頂戴していることに反捕鯨グループは感情で物を言っているというレベルの低い有様です。
あの犯罪者グループの シーシェパードは寄付金不足と日本のテロ準備罪にに屈し敗北しました。当然でしょう。これは喜ぶべきことです。来年はミンククジラを1000頭捕獲してほしいものです。(現在は300頭。RMP管理方式では1年で2000頭まで可能です。)そうすればもっと鯨が身近なものになるでしょう。
最後にご多忙の中街を案内くださったKさんに厚く御礼申し上げます。
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