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霊界物語って..何?

2018年05月10日 | 情報

明治という時代がありましたが、その半ば頃に起こった新興宗教団体に、「大本」があります。

上田喜三郎(出口王仁三郎)という人が霊的な導きを受けて、明治時代の中頃に「大本」教祖の出口なおに引き合わされた経緯については既に触れました。

そして、すでに教団化(大本)していた出口なおの所で、喜三郎はある文章を書き始めますが、それらの文章は、教団の幹部たちによって殆んど処分されてしまいます。再び、その文章の記述(口述筆記)を始めたのは、だいぶ後の、大正時代になってからのことでした。

それが『霊界物語』で、全部で八十数冊ある長いものですが、それでも途中で終わっている感じは否めません。

内容は、三十数万年前の神界の大混乱と、その結果起こった世界の水没、そして、その後の"宣伝師"と呼ばれる三五(あなない)教という宗教の宣教師たちの活動について主に述べたもので、つまり、いつ終わる、とかいう期限のないお話なんです。王仁三郎によれば「あと四十巻は続く」予定だったようです。

霊界に時間はありませんから、その三十数万年前という年月はずっと大昔ということですが、その時代に神界全体を治めておられたのが実は国常立尊で、お話の中では国治立尊という呼び名で登場します。

以前、大国常立尊という巨大な龍体のエネルギーが、天地全体を造られたという、伊都能売神諭に出てくるお話をご紹介しましたが、そのエネルギーが人格化したのが国常立尊だということでした。その大国常立尊が神界の神政を委ねられたのが国常立尊だったのでした。神界は厳格な律法で治められますが、それは「八百万の神々」の反発を受けてしまいます。

そして、国治立命は、神界の世界の各地を治めている、その「八百万の神々」の不服の申し立てによってご退隠を迫られ、退隠され、盤古大神という神にその権限をお譲りになり、その時、地上を治めていた須佐之男命も退かれ、世界を漂泊されることになったのでした。

それから三十万年の時が過ぎ、神界、幽界、現界、ともに近世から現代にかけて非常な混乱の中にあり、五六七(ミロク)の世を前にして、再び国常立尊が、神界をお治めになることになりました。

そのことを地上の世界(いわゆる現界)に伝える為に、日本の地に、黒住宗忠(後の黒住教教祖)、川手文治郎(金光教教祖)、中山みき(天理教教祖)、そして出口なお、出口王仁三郎、岡本天明(日月神示)などのチャネラーを出し、神界からミロクの世に備える為の情報を伝えられたのでした。

そうしたことの起源が、霊界物語の中で述べられているということなんです。


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