もし、私たちが物質としてだけの存在であり、意識や思考は、単なる脳内の神経が起こしている電気的、化学的な反応に過ぎない、とするならば、ある過去の、反応を起こしている時間帯に遡ることは、困難なのではないでしょうか。あるいは、既に崩壊してしまった物質が存在した、過去の状態を再現して見ることも、同じく難しいことでしょう。
けれども、私たちの存在がエネルギー粒子の集まりであり、想念が、エネルギー粒子の振動であり、それが宇宙空間を満たしているエネルギー粒子と同じものであるならば、その移動するエネルギー空間に残してきた過去の振動の軌跡は、必ず何処かに残っているはずです。そして、そこに到れば、そこには、そのまま、いつまでもそのタイムライン上のある時点の意識状態が存在する、それが、意識としての私たちの「過去」なわけです。
私たちの過去の記録は、個人的なものとしては想念帯、宇宙全体のものとしてはアカシックレコードがよく言及されますが、それらがどのように記録され、具体的にどこに存在するのかについては、あまり詳しく説明されたものはありませんが、以上のように考えるとわかり易いと思います。(えっ、なにか、よけい分からない...ですか?)
エネルギー粒子は、いちどあるエネルギー状態になると、それを敢えて変えない限り、いつまでもその状態を続ける、と言われています。そして、これはまた、過去というものを変えることが出来る、ということでもあります。
アセンション後には、そういったことに関しても、いろいろと明らかになってくることでしょう。
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