パニャパラミタについては、すでにご説明しましたが、それはいろいろと考え合わせると、大体こういうことでした。
私たちが、生きること自体の喜び、楽しみ、他の人や生命に対する思いやりや善意、愛、そうした波動的に軽い気持ち、思いを中心にして生活するようになり、何かに怒りを感じたり、他の人を妬んだり、生活の先行きに不安や恐れを感じたり、お金やモノに執着するというような、波動としては重い考えをしなくなって行くと、だんだん生命体としてのエネルギーレベルが上昇し、それがある程度以上になると、宇宙の創始以来の生命体である私たちのエネルギー体に、過去から積み重ねられて来た記憶や知恵、そうしたものがだんだん見えるようになって行く...まあ、こんなところでしょうか。
さて、私たちは、地球上のある地点の家の中に、いま、じっとしているのだと思っていたりすることがありますが、その実は、地球は高速で回転しており、また太陽のまわりを高速で移動しております。そして、その太陽は銀河の中を、またもっと高速で移動して、銀河もまた移動しているのです。ですから、私たちが宇宙空間の同じ所を通ることは二度とないことでしょう。
宇宙はエネルギー粒子で満たされておりますから、その中を移動する私たちは、宇宙のエネルギー粒子に、常に、それと同じ、エネルギー粒子の振動である、私たちの意識や想念を刻み込みながら移動している、という事になるのではないでしょうか。
そうしますと、もし、その、過去に刻み込んだ部分のエネルギー粒子に到ることが出来れば、そこには、そのまま自分たちの過去の意識が存在する、ということになろうかと思います。自分だけではなく、世界中、あるいは宇宙全体の、それぞれなりのエネルギー粒子の振動の履歴が存在することでしょう。
その、宇宙の過去のエネルギー粒子の振動の履歴に到ること、それが、ここでご説明して来ている趣旨による、過去へのタイムトラベル、ということになります。
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