地球人類の創造？3

地球からの要請を受けて、宇宙連合では 地球に移住出来る可能性がある惑星について検討がなされました。そして宇宙連合内のデータベースの中から、条件に合う惑星がいくつかピックアップされ、その選考について話し合いがなされました。そして選ばれたのが、大マゼラン星雲にある「ベーエルダ」という惑星でした。

地球に人を移住させられる惑星と ひと口に言っても、なんだか とても難しい事のように思えます。まず、移動手段の問題があります。物理レベルの密度で地球までやって来れるだけの科学技術が必要ですね。それに低次元の攻撃的な種族ではいけませんね。また ある程度の数の 移住を希望する人が居ることも必要でしょう。無理やり連れてくるわけにはいきません。

特にその当時の地球は まだ今のような環境が出来ていませんから、それなりのリスクを取る覚悟が必要だったことでしょう。それには、そうした進取の気性のある人々である事も 条件だったのかも知れません。あるいは未知の惑星に人々を連れて来れるような人徳のある指導者が居るというような事も必要かも知れません。

実際、そうしたことは 全てが 移住に際して、また移住後の現在に至るまで 色々と問題でもあったようです。ですが そうした様々な困難を乗り越えて その人々がやって来てくれたことで 今日の地球の人類があるということなんです。

その時に地球にやって来た人の数は、6000万人でした。それらの人々が 長さ1km 幅500mの宇宙船5000基に乗って 今の地球の年数で10年もかかってやって来たのでした。宇宙船の推進エネルギーは、船長の精神感能力で引いてくる宇宙エネルギーです。宇宙にあるエネルギーステーションでエネルギー補給をしながらやって来たということです。

地球にやって来れたのは よかったのですが、様々な問題も生じて来ました。まず 乳幼児の宇宙線による死亡率が高いということが起こってきました。それは、当時の地球が 現在のようにオゾン層が厚くない為でした。地下シェルターを作ったり、一時的に他の惑星に避難するなどして対応がなされました。

当時のベーエルダ人の肉体の波動レベルは、地球に比べて高く 地球での生存、繁殖には適合しないことが分かってきました。

その当時の地球に居られた 四人の霊人と 宇宙連合の異星人、そしてベーエルダの指導霊とが 地球の霊界で協議を重ねました。そして、ベーエルダ人の肉体を増強する為の対応策が とられていくことになったのです。