奈良 大仏殿前のカラス
夕方になると、餌をせびりに集まって来ていた鹿たちも満腹になったようで
鹿せんべいには、見向きもせず木陰で休んでいます。
食べ残した鹿せんべいが芝に散乱する中を、カラスが降下してきました。
大きなせんべいを選って、1まい、2まい、3まい、4まいと
次々にくわえて、巣へ運んでいるようです。
同じカラスと思えるカラスが、何度か往復していました。
いつも4枚なので、これが運べる最大量のようですね。
あまりにも愉快だったので、最後の運搬を。
落とさないように形をそろえて、すぐに砕けてしまうもろい鹿せんべいを
ゆる~くくちばしでくわえるあたり、頭がいいですね。
こちらは、カラスの中でもハシブトガラスだったのですね。
何往復もしていたので、位置もしっかり把握しているようです。