母の一周忌を前に、晩年暮らしていた部屋の畳表を新調した。綺麗になった。
介護で傷み、汚れていた畳は在りし日をしのばせていたのだが
畳表を新調してベッドも処分しても未だ広々した部屋は主の居ない寂しさを余計に募らせる。
整理片付けは終えたが、彼方此方に母を思い出させる傷跡が残っているから。
寂しくても数日後には子供の務めの法要と納骨を行い、供養をしなくてはならない。
介護で傷み、汚れていた畳は在りし日をしのばせていたのだが
畳表を新調してベッドも処分しても未だ広々した部屋は主の居ない寂しさを余計に募らせる。
整理片付けは終えたが、彼方此方に母を思い出させる傷跡が残っているから。
寂しくても数日後には子供の務めの法要と納骨を行い、供養をしなくてはならない。