ES細胞(胚性幹細胞)を用いた世界初の臨床試験を行っている米バイオ企業のジェロン社(本社・カリフォルニア州)が15日、再生医療事業から撤退する方針を発表した。
様々な種類の細胞に変化できるES細胞やiPS細胞(新型万能細胞)は、日本でも実用化を目指した臨床研究が計画されているが、先頭を走る同社の撤退で、事業化の難しさが浮き彫りになった。
同社は、神経になる細胞をES細胞から作り、脊髄損傷の患者に移植する臨床試験を、昨年10月から進めている。同社は撤退の理由を、「がん関連事業に経営資源を集中するため」とし、ES細胞関連の事業を引き受ける企業を探している。
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様々な種類の細胞に変化できるES細胞やiPS細胞(新型万能細胞)は、日本でも実用化を目指した臨床研究が計画されているが、先頭を走る同社の撤退で、事業化の難しさが浮き彫りになった。
同社は、神経になる細胞をES細胞から作り、脊髄損傷の患者に移植する臨床試験を、昨年10月から進めている。同社は撤退の理由を、「がん関連事業に経営資源を集中するため」とし、ES細胞関連の事業を引き受ける企業を探している。
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