便利なはずの都会暮らしじゃないですか。

地震の次は変電所火災ですか。通勤の足が乱れて、混雑はかなりなものです。バスやタクシー乗り場は長蛇の列、お気の毒です。東京では通勤も一苦労、２時間半はざらにかかる長旅の方も。そこまですると、朝、出社時にはもうヘトヘトになるんじゃないですか。駅の通路もひとひとで、床が見えません。どなたも機械的に目的の路線に間違いなく向かいます。駅のホームも危険がいっぱい、決して先頭でぼんやりしてはいけません。故意でなくてもおされれば、線路上に落ちます。「くわばらくわばら。」です。むしゃくしゃしてる人間が多すぎます。ひとたび、運転見合わせになると、ぞっとしますね。とにかく、都市部で停電ほどやっかいで恐ろしいことはありません。今まで便利だったことが全く機能しなくなる不便さ、恐らく電力不足では言うまでもなく何も出来ないでしょうね。
　そこへ行くと、郊外や田舎はいいですよ。ただ、都会のような仕事はありません。時間を拘束されただけではおまんまは食べれません。このご時世ですから、インターネット環境ぐらいはありますから、わざわざ人口密集地でどうのこうのの心配はありません。偉そうに言えば、仕事は与えられるものではなく造り出す感じです。
　たとえば、森の間伐材を細かくカットして、乾燥させれば、キャンプの燃料、薪になります。コロナでキャンプが流行ったなんてお話も聞きますね。都会のホームセンターなんかにコネがあれば、商売のネタにならないとも限りません。その気になれば、紅葉した落ち葉も売れます。ネット通販で売りに出すってのもアイデア次第ですよ。
　さて、満員電車を降りて、やっとの思いでタイムカードをガチャン、上役の理不尽なパワハラや顧客のわがままに翻弄されて、また護送列車でご帰宅、不健康極まりない。不健康では田舎暮らしは出来ません。病院が近くにない。まずは体力、次に気力とやる気が大事です。それと、かいらしい夜のおねーちゃんも多分いません。漆黒の闇、別のなにかが出るかも。