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低濃度汚染水、浄化処理し敷地内に散水へ

2011年09月22日 | 日記
 東京電力は22日、福島第一原子力発電所5、6号機から移送して仮設タンクなどに貯蔵している低濃度汚染水について、浄化処理をした後、敷地内に散水する計画を明らかにした。

 周囲の環境への影響はほとんどないとしているが、地元自治体の反対も予想される。

 5、6号機には津波でタービン建屋などに大量の海水が侵入したほか、雨水や地下水も流入。東電は、これらの低濃度汚染水を仮設タンクと大型の浮島「メガフロート」に移送し、現在計1万6350トンたまっている。

 東電は敷地内の森林を切り開いて仮設タンクなどを設置してきたが、伐採後に山積みした木が自然発火したり、ほこりが飛散したりするのを防ぐため、木の集積場周辺への散水を計画した。低濃度汚染水に含まれる放射性物質濃度を海水浴場の水質基準(放射性セシウムで1リットル当たり50ベクレル以下)以下に浄化し、塩分を取り除いて利用するという。

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