東京電力福島第一原子力発電所の事故対策統合本部は2日、事故収束に向けた作業が先月17日に発表した工程表通りに進んでいるかどうかを検証し、今月17日に明らかにすると発表した。
工程表は、工程表の発表から6~9か月後に原子炉が安定状態になることを目指し、原子炉の冷却や汚染水の処理などの課題について63の対策を挙げている。核燃料の上部まで真水で満たす「水棺(すいかん)」作業は、1号機では進んでいるが、2、3号機はめどが立っていない。
統合本部事務局長の細野豪志・首相補佐官は2日の記者会見で「検証作業では、号機ごとに達成状況と今後のスケジュールを示したい」と話した。
また、細野補佐官は、放射性物質の拡散予測を行う国のシステム「SPEEDI(スピーディ)」の未公開のデータが5000件あり、3日以降に公開していくと発表した。
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工程表は、工程表の発表から6~9か月後に原子炉が安定状態になることを目指し、原子炉の冷却や汚染水の処理などの課題について63の対策を挙げている。核燃料の上部まで真水で満たす「水棺(すいかん)」作業は、1号機では進んでいるが、2、3号機はめどが立っていない。
統合本部事務局長の細野豪志・首相補佐官は2日の記者会見で「検証作業では、号機ごとに達成状況と今後のスケジュールを示したい」と話した。
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