【クライストチャーチ=滝田恭子】ニュージーランド・クライストチャーチの地震で、史上最大規模の液状化現象が起きていたことが、日本の地盤工学会などによる現地調査で1日、明らかになった。
液状化は市中心部から海岸にかけて東西7キロ・メートル、南北8キロ・メートルもの広範囲に及び、その6割の地域に顕著な痕跡が残っていた。「国際災害チャーター」の衛星観測でも、広範囲が泥に覆われた様子が確認された。
クライストチャーチは深さ10メートルまで細かい砂が堆積しており、液状化しやすい。
地元のカンタベリー大学などとの共同調査の結果、液状化によって土台のずれた家屋、積もった砂、道路の陥没などが目立った。同大のミスコ・チュブリノフスキー准教授は「今回の被害は4万~5万棟に上りそうだ」とみている。
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液状化は市中心部から海岸にかけて東西7キロ・メートル、南北8キロ・メートルもの広範囲に及び、その6割の地域に顕著な痕跡が残っていた。「国際災害チャーター」の衛星観測でも、広範囲が泥に覆われた様子が確認された。
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