<鳥インフル>大流行可能性低い…香港大日本人研究者が論文
毎日新聞 5月7日(火)18時15分配信
中国で感染が広がっている鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)について、感染者の動物との接触歴を基に統計学的に分析した結果、「すぐにパンデミック(大流行)が起きる可能性は低い」とする論文を西浦博・香港大助教(理論疫学)らのチームがまとめ、国際医学誌(電子版)に発表した。
チームは、感染者のうち、中国疾病対策センターなどの調査で、鳥との接触があった17人となかった3人▽別の調査で生きた動物と接触があった59人となかった18人を分析。ヒトからヒトへの感染で新たな感染者を生み出す可能性を試算した。
その結果、1人の感染者が生み出す新たな感染者の人数は、0.36~0.37人となった。1人未満なら大流行はないとされる。
西浦助教は「現在のウイルスは、季節性インフルエンザに比べてヒトの集団で感染を持続するまで適応していないと考えられる」と話す。【永山悦子】
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