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東北沖、大地震が起きやすい状態に…震災で変化

2012年01月31日 | 日記
 東日本大震災の地震発生がきっかけになり、東北地方沖の太平洋プレートの深い部分で、岩盤同士が押し合っていた力が、引っ張り合う力に転じていたことを、海洋研究開発機構などの研究グループが突き止めた。

 引っ張る力がプレート内でより強く働くようになり、マグニチュード(M)8・1の昭和三陸地震と同じタイプの大規模地震が起きやすくなっていることを示す成果。31日付の米物理学会誌に掲載される。

 東日本大震災の本震は陸側のプレートの下に、太平洋プレートが沈み込む「プレート境界」で起きた。この太平洋プレートの浅い部分では岩盤を引っ張る力、深い部分では押し合う力が働いているが、巨大地震の発生で、このバランスがどう変わったかはわかっていなかった。

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