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14歳、子宮頸がんワクチン接種後死亡…国内初

2011年09月12日 | 日記
 子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種を受けた国内在住の14歳の女子中学生が、2日後に死亡していたことが分かり、12日、厚生労働省の専門調査会で報告された。ワクチンは英グラクソ・スミスクラインが製造した「サーバリックス」で、接種との関連が否定できない死亡例は、国内では初めて。

 報告によると、中学生は今年7月28日に接種を受け、30日朝に心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。中学生には突然不整脈を起こす「心室頻拍」の持病があり、直接の死因は不整脈と推定されている。ワクチン接種との因果関係は不明という。

 サーバリックスは2007年5月に豪州で初承認され、現在114か国以上で使用されている。日本では09年12月に販売が始まり、これまでに約238万人が接種を受けたと推定される。

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