土壌に蓄積した放射性物質のイネへの影響を調べるため、東京大学などのグループが福島県内で100種類のイネを育てて比較する計画を進めている。 放射性物質を吸収しにくく、食べても安心な品種を選んだり、逆によく吸収する品種を使って放射性物質を除去したりできると期待される。 東京電力福島第一原子力発電所の事故では、ヨウ素131やセシウム134、137などの放射性物質が大量に放出され、土壌に蓄積して . . . 本文を読む
東京電力福島第一原子力発電所の事故対策統合本部は2日、事故収束に向けた作業が先月17日に発表した工程表通りに進んでいるかどうかを検証し、今月17日に明らかにすると発表した。 工程表は、工程表の発表から6~9か月後に原子炉が安定状態になることを目指し、原子炉の冷却や汚染水の処理などの課題について63の対策を挙げている。核燃料の上部まで真水で満たす「水棺(すいかん)」作業は、1号機では進んでいる . . . 本文を読む
東京電力福島第一原子力発電所2号機で昨年6月、電源が喪失して原子炉の水位が30分にわたり2メートル低下する事故が起きていたことが、1日の参院予算委員会で明らかになった。 民主党の森裕子氏の質問に、参考人として出席した東京電力の清水正孝社長が答えた。菅首相もその後の対策の不備を陳謝した。 東電の説明によると、事故は作業員が誤って電源系のリレーに接触し、所内電源の供給が停止したことで起きた。 . . . 本文を読む